こんにちは。
自宅起業家の再スタートサポートの新垣 覚です。
私は自宅起業をして12年目になります。
その経験を基に自宅起業の「何から手をつけていいか分からない!」を解決する専門家として活動しています。
自宅起業で仕事と家族どちらも大切にできる生活を手に入れました。
お金,資格,人脈が無くてもあなたにしかできないビジネスを構築できます。
その「経験」「ノウハウ」「考え方」をこのブログではお伝えしております♪
30年以上のサラリーマン生活を経て起業して12年目になります。
サラリーマンを辞めて起業しようと思った時にまず気になったのが
「起業するには一体いくら必要なんだろう??」
という事です。
私は起業するにあたって決めている事がありました。
それは
・固定経費が少ない
・粗利率が高い
・在庫をもたない
・働く時間と場所を選ばない
というスタイルで起業するという事です。
このように店舗などの実業ではないスタイルの起業ですがそれでもいくらかかるか?見当もつかず迷っていました。
結論から言えばほとんど開業資金がなくても起業する方法はいくらでもあります。
でも起業前の私がそうであったように、見当がまったくつかない方のために今回は私の事例やクライアント様の事例から
特に「自宅起業家」に特化して起業するにはお金はいくら位必要なのか?お伝えしていきます。
この記事の目次
まずは現在の生活費を知る
サラリーマンの時はもらった給料で来月までとにかく保たせる・・・というようなお金の使い方をしている人は意外に多いのではないでしょうか?
実際に私も小遣いを給料から差し引いてそれを妻にすべて渡しておしまい・・という状態でした。
ですから生活費がいくら必要なのか?正確な数字が分からないだけでなく、どんな科目にどれだけお金を使っているか?という事を理解していませんでした。
起業するのにいくらかかるか?特定していくためにまず必要なのが現在の生活費をいくら使っているか?という事です。
今は簡単にできる家計簿があるので出来れば1年間を通して観察していくと良いと思います。
家族がいれば当然、生活費は上がりますし、季節によっても生活費の上下がある事が分かると思います。
自分の家庭の生活費を把握するという事は基本中の基本なので是非、理解しておいてください。
必要なものは揃えるにはいくらかかる?
自宅起業家において私のようにパソコンとスマホさえあれば成立するような仕事であれば大きな予算は必要ないですが
自宅で施術をしたり、飲食をしたりする場合にはその準備をするための開業資金も必要になります。
ちなみに日本政策金融公庫が調査した2020年度新規開業実態調査によれば開業資金に使用された平均金額は989万円でした。
ですから、おおよそ1000万円が必要という事になりますがこの1000万円の内訳は開業資金だけではありません。ほかにも運転資金が必要になってきます。
一般的に開業資金とは
・店舗費用
・リフォーム費用
・設備・家具費用
・初期人件費
・初期仕入れ費用
・フランチャイズの場合は加盟金や初期ロイヤリティ
などになります。
「運転資金」とは
・店舗家賃
・人件費
・仕入れ費用
・フランチャイズの場合はロイヤリティ
などになります。
どのようなビジネスをするか?でそれぞれの数字が変わると思いますが、あなたの予想以上にお金が必要な事が見えてくるはずです。
リストを作り、必要と思うものを細かいものから大きいものまですべて挙げていきましょう。それを一つ一つ金額を調べてみて下さい。大事なのはそのようにして出た数字に+αでさらにお金が必要になるという事です。予想した倍、予算が必要な例も見たことがあります。
生活費+ビジネスの運転資金で考える
起業前に準備しておきたい金額は先程、お伝えした「開業資金」+「運転資金」+「生活費」になります。
ここで意識してコントロールできるのが生活費になります。
起業を志したら、無駄遣いを止めて生活費の無駄を省いて行くことが大切です。
クライアント様の中には起業後の生活費をコンパクトにするために、自宅を現在よりも安いところに引っ越しして備えた方がいました。
たしかに一時的には引っ越し費用がかかりますが中・長期的に見ると毎月の家賃が安いという事は固定費を下げるので有効な手段です。
そして、運転資金も生活費も何か月分用意するか?という事も大切です。
一般的には銀行においての創業融資で認めてもらいやすい運転資金額は、「3ヶ月分」と言われています。 業種にもよりますが、金融機関としては基本的には、「6ヶ月程度で、事業を軌道に乗せてほしい」と考えている事が多いです。
しかし、私が今まで見てきた事例は6か月でビジネスが順調に回りだした人は残念ながらいませんでした。ですから正直、運転資金は6か月以上は用意したいところです。
では、新垣の時はどうやって起業したか?ですが、私は「貯金ゼロ」「人脈ゼロ」「資格なし」のゼロの状態で起業しました。
包み隠さず言えば、銀行から「運転資金」として融資をしてもらいしのぎました。
私の場合は先にお伝えしたように
起業するにあたって
・固定経費が少ない
・粗利率が高い
・在庫をもたない
・働く時間と場所を選ばない
を目指していたので銀行からの融資はほとんど生活費に消えていきました。
その時に痛感したのが背に腹は代えられない状態になっても生活レベルを落とす事はできないという事です。
いざとなればどうにかなるさ♪という幻想はもたない事をオススメします。(私が言えた義理ではないですが・・)
自己資金で足りない時はどうすれば?
よほど以前から貯金して準備をしていたなどしていなければ自己資金だけでは「開業資金」+「運転資金」+「生活費」が足りない事になります。
そんな時はお金を貸してもらったり、援助してもらうしかありません。
具体的な資金調達方法をまとめてみました。
国や自治体の補助金・助成金を活用する
資金調達で一番はじめにチェックしたいのは国や自治体の補助金・助成金です。
補助金と助成金は似ていますがお金の出どころが違うだけで基本的には同じと考えてよいでしょう。
補助金や助成金の種類にもよりますが返済不要のものもあります。つまりもらえるのです!
基本的に補助金も助成金も、募集期間や採用数があらかじめ決まっており「審査に通る事」で受け取ることができます。
審査があるのでその基準に合致していない場合は審査に落ちる事もあります。
受給する資格、審査書類、審査に通る事が必要ですので簡単にお金がもらえるという訳ではありません。
しかし、まだ事業での実績の無い起業時に金融機関から融資を受けるよりはハードルが低い面もあるのでトライする価値があります。一例を挙げておきます。
●創業支援事業者補助金
https://j-net21.smrj.go.jp/support/covid-19/sogyo.html
●小規模事業者持続化補助金
https://startup-station.jp/m2/services/sogyokassei/
●ものづくり補助金
https://portal.monodukuri-hojo.jp/
●地域中小企業応援ファンド
https://www.smrj.go.jp/sme/funding/regional_fund/index.html
金融機関による融資
起業時の資金調達で多くの人が利用しているのが金融機関です。
既に取引があれば少しは話がスムーズですが、新規ですとかなかな審査が厳しいです。
あたりまえですが、自己資金や担保などをチェックされるのはもちろんの事、あなたのビジネスプランや事業計画書も念入りにチェックされます。
特に自宅起業家のような規模の小さい場合は都市銀行ではかなり難易度が高いです。
まずは日本政策金融公庫にチャレンジする事をおすすめします。
●日本政策金融公庫
https://www.jfc.go.jp/n/finance/sougyou/
他の金融機関でおすすめなのは地方の信用金庫です。私も地方銀行で断れましたが信用金庫で融資を受けられた経験があります。
もちろん担当者にもよりますが、同じ金融機関か?と思うくらいに個人事業主にも親切に対応してくれました。
あなたのお住まいの地域の信用金庫をぜひ、チェックしてみて下さい。
まとめ
日本政策金融公庫・総合研究所が新規開業の実態を把握するため実施している「起業と起業意識に関する調査」の最新データ(2020年度)によると、起業関心層が起業に至らない理由の第1位は「自己資金が不足している」で46.8%を占めています。
今回お伝えしたように自己資金以外にもお金を用意する方法がいくつかあるので諦めずにぜひトライしてみて下さい。
お金が足りないだけで起業を諦めるのはとてももったいない事です。
今回は私自身の生々しい話も交えましたがあなたの起業が成功するように祈っています!!!
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■私の自己紹介:新垣 覚(あらかき さとる)■
自宅開業して11年目になります。
起業家のサポート・コンサルティング,セールスコピーライティング,webサイト制作が主な仕事です。
私自身が10年前の41歳の時に「貯金ゼロ」「人脈ゼロ」「資格なし」のゼロの状態で起業しましたが現在全国にクライアント様と御縁をいただいております。
倒産の経験あり。実体験とコンサルティングの結果などから情報発信しています。自分の経験やスキルをお金に変える「価値変換セールス」で自分らしいビジネスを構築しませんか?
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