こんにちは。
自宅起業家の再スタートサポートの新垣 覚です。
私は自宅起業をして11年目になります。
その経験を基に自宅起業の「何から手をつけていいか分からない!」を解決する専門家として活動しています。
自宅起業で仕事と家族どちらも大切にできる生活を手に入れました。
お金,資格,人脈が無くてもあなたにしかできないビジネスを構築できます。
その「経験」「ノウハウ」「考え方」をこのブログではお伝えしております♪
起業前の女性から
“起業って大変ですか?”
“起業って良いですか?”
“私にも起業ってできますか?”
などのご質問をいただく事があります。
私は自分自身の経験やクライアント様の状況などをお話させていただく事にしています。
むやみに起業が良いとか素晴らしいとは言わないように意識しています。
自分の事やクライアント様の事だと客観性に欠けるので良くないなぁ・・と常々考えていましたが
今回、良いアンケート調査の資料があったのでそれをシェアしたいと思います。
このアンケートは株式会社Dai(所在地:京都市中京区、代表取締役:木脇和政)が運営するフランチャイズビジネス情報サイト「フランチャイズWEBリポート」が「女性の起業」について158名にどのようなアンケート調査を実施したものです。
この記事の目次
158名はどんな人たちなのか?
このようなアンケートでは出来るだけ色んな職種の人が参加している方が好ましいです。
今回のアンケートでは
・サービス業が45名
・ライター,デザイナーが25名
・修理,清掃,運送が12名
・投資,せどりが12名
・飲食店経営が11名
・コンサル,営業が10名
・教室運営,講師が10名
・福祉,介護,医療が9名
・美容系,サロン経営が8名
・その他が16名
という内訳の方々が参加しています。結構理想的なバラけ方だと思います。
職種によってかなり男女の差があるところも多いのですが今回参加された方は女性向きの職種で起業されたんだなと思います。
また、回答者の年齢層ですが50代が34,5%。40代が35,3%。30代が22,4%。20代が7,8%となっております。
起業してからの年数ですが10年以上が44,6%。5年以上が13,1%。3年以上が17,7%。2年が11,5%。1年が7,7%。6か月が5,4%となっています。
起業に踏み切った理由
アンケートの内容を見ていきましょう。
まず起業に踏み切った理由ですが「自由に働きたい・会社勤めが合わないこと」が最も多い39%という結果になりました。
次に育児や介護が必要になったことなどが含まれる「家庭状況の変化や自身の体調の変化」が19.4%でした。
「収入」についての回答や「スキルアップ」などの回答もあるものの、回答数の割合で見ると、時間に制限なく働くことができることということが起業の大きな理由になっているようです。
日本が未だに封建的な男性社会のため、女性はいわゆる9時ー5時という時間帯で働く事が難しい人が多いです。
自分の働きやすい時間に働けるという時間を大切にしたところにフォーカスしているのも女性の起業家らしいと感じます。
起業前に不安だった事
これは起業前の方は特に知りたい事だと思いますが以下の結果が出ています。
・集客できるか(45人)
・経験・スキル(29人)
・特にない(24人)
・運転資金(23人)
・経理・会計処理(22人)
・開業準備資金(18人)
・提供するサービスについて(17人)
・プライベートの時間が確保できるか(17人)
・家庭との両立(17人)
・投資回収できるか(16人)
・子育てとの両立(13人)
・スタッフの採用(5人)
・その他(3人)
こうやって見ると男性の起業前の悩みとさほど変わらないと思います。
ただ「子育てとの両立」を気にされるあたりは女性らしさが出ているなと思います。
集客の悩みはビジネスをしている限り消える事はありませんがやはりダントツの1位の悩みである事が分かります。
起業前の不安は解消したか?
とても良いアンケート内容だなと思います。実際はどうだったでしょうか?
私は結構多いと感じたのですが61%の人が解消したと答え、39%の人が解消していないと答えています。
これは私も経験があるのですが、ビジネスの成長に合わせて同時に次々と課題が出てくるものです。
立ち止まっているから不安が解消していないのではなく、成長の証だと思います。
実際に私の周りの女性起業家は勉強熱心な方が多く常に向上心をもって歩まれています。
以外にも男性の方が勉強嫌いというか、ある程度の水準になると学ぶスピードが遅くなる人が多いです。
起業のデメリットは?
起業のデメリットについては下記のグラフを参照下さい。
経済的な心配などの割合がほぼ過半数を占めています。
これもビジネスの厳しいところで男性や女性の区別はない共通の悩みだと思います。
起業して良かったと思いますか?
「起業してよかったと思いますか?」の問では、92.4%が「起業してよかった」と回答。開業時の不安だったことや起業のデメリットなどを踏まえた結果でも、9割以上が起業してよかったと回答しています。
やはり自分で一山超えると苦しかった事も含めてすべて素晴らしいものに感じるものですし、実際に大変な事の方が後で考えて思い出になっている事が多いです。
まだ起業前の人にとってはこの92,4%の人が「起業して良かった」と思っているのは多く感じますか?予想よりも少なく感じますか?
私が言うとポジショントークっぽくなりますがこうやって実際のアンケートを見るとなかなか感慨深いものがあります。
起業して良かった理由
起業してよかった理由として最も挙げられたものは、40.2%が「時間が自由に使えること」、次いで18.6%が「好きなことができていること」、そして「人間関係の悩みがなくなったこと」などが挙げられました。
私も同感です。自分の自由に時間が使える事はサラリーマン時代には感じ得なかった事です。
早朝に仕事をしてもいいし、夜でもいい。結果さえ出せればすべてOkなのです。もちろん自分を律していく事が必要になりますが
個人的には「7つの習慣」を読んでいれば自分を律っする事はそれほど難しくないと思います。
起業してあらためて時間は最高の財産という事を再認識しましたし、特に自宅起業においては時間を自分のコントロール下に置く事で人生を取り戻せた気持ちになりました。
まとめ
今回はアンケート調査を元に女性の起業の現実を少し見ていきました。
私は女性こそチャンスがあれば起業を目指した方がいいと思いますし、また人生をかける価値があると思っています。
知り合いの女性で起業家として結果を出した後に大手企業に就職した方がいましたがほどなくしてまた起業家に戻られていました。
やはり大変だけどそれを補って余る「自由」を一度味わうとなかなか勤め人に戻るのは大変だと思います(汗)
今回の記事が少しでもあなたの背中を押すきっかけになったら嬉しいです。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
■私の自己紹介:新垣 覚(あらかき さとる)■
自宅開業して11年目になります。
起業家のサポート・コンサルティング,セールスコピーライティング,webサイト制作が主な仕事です。
私自身が10年前の41歳の時に「貯金ゼロ」「人脈ゼロ」「資格なし」のゼロの状態で起業しましたが現在全国にクライアント様と御縁をいただいております。
倒産の経験あり。実体験とコンサルティングの結果などから情報発信しています。自分の経験やスキルをお金に変える「価値変換セールス」で自分らしいビジネスを構築しませんか?
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