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起業に「行動力」と「決断力」は本当に必要なのか?

 

こんにちは。
スモールビジネス経営者の休日創出サポートの新垣 覚です。

面倒な集客や、売上をあげる仕組み作りを外注化して経営者としての時間を取り戻しませんか?

「貯金ゼロ」「人脈ゼロ」「資格なし」の状態で起業して今年で13年目を迎える、生きたマーケティングでサポートします。

経営者として集中すべき部分に集中しつつ、満足にとれなかった休日を楽しみませんか?

 

 

私は起業を志してから会社に辞表を提出するタイミングに悩みに悩み、結局一度出した辞表を撤回した経験があります。

 

その時は自分の弱虫ぶりに呆れてしまい、多分もう起業はできないだろうと思いました。

 

しかし、東日本大震災が私の背中を押し、会社を辞め起業する事ができました。

 

今回は起業に必要な「行動力」と「決断力」は本当に必要なのか?考えてみました。

 

起業家にとっての決断力とは?

起業できずにウジウジしている頃、先輩起業家に「起業するのに大切な事は何か?」質問しまくっていた時期がありました。

 

すると判を押したように「新垣さん、それはね、《決める事》だよ」と言われました。

 

《決める事》つまり決断する事なのですが、私はこの決断について長い間、誤解していました。

 

決断力とは勢いよく意思決定をしてスピーディーに物事を決める事だと思っていたのです。

 

でも、私がコンサルタントとしてクライアントに対した時、それは間違いだと気づきました。

 

本当の決断力とは勢いの力でやるものではなく、「本当に大丈夫か?」というリサーチやイメージトレーニング、そして準備を済ませたうえで最終的に静かに決めるものなのです。

 

 

実際、私は勢いの力を借りて起業したので、その後にめちゃくちゃ苦労しました。

 

決断力とは勢いよくスピーディーに決める事ではなく、しっかりと自信をもって動けるだけの準備をした事を指すのです。

 

そして、これは会社を辞めて起業のスタートラインについた後でも変わりません。

 

しっかりと準備したうえで経営者うえで経営判断を下すのが「決断力」なのです。

 

その意味では「決断力」は起業において絶対に必要なものと断言できます。

 

起業家にとっての行動力とは?

「決断力」が熟考に熟考を重ね準備したうえで下すものだとすれば「行動力」は勢いだと思います。

 

どんな人でもまだ夢想しているモラトリアム状態は居心地の良いものです。リスクも無い訳なので。

 

でも、本当にビジネスを動かそうとするとそこに責任とリスクも生じます。

 

そして、ビジネスにおいてはすべての行動が損得に関係します。

 

ですから、行動するのは勇気とエネルギーが大量に必要なのです。

 

 

鶏が先か?卵が先か?の話のようですが、しっかりした決断のうえにしっかりした行動力が生まれます。

 

誰でも博打のような後先を考えない行動はリスクでしかないからです。

 

決断力を磨くには?

決断力を磨くのに近道は無いです。とにかく常に意識をして決断を重ねるしかないです。

 

そして決断から出た結果をしっかりと分析しなくては意味がありません。

 

それを経営でいきなりやると危険です。メンターから昔、教えてもらった「決断力を磨く方法」をあなたにもシェアしたいと思います。

 

それは「3秒以内」に決めるという事です。あっ、大きな経営判断や人生計画などを3秒以内に決めるのではないですよ。

 

例えば、ランチで外食した際にその日に食べるものを迷わすに3秒以内に決めるというような「日常の些細」な事をです。

 

やれば分かりますが、大いに迷っている自分を感じる事ができます。3秒以内に決める経験を積むと「何が決断をにぶらせているか?」分かるようになります。

 

 

例えば、カレーライスにするか?サンドイッチにするか?迷っている時は本当はカレーが食べたいのに、カロリーの事を考えて少しでもヘルシーなサンドイッチを選択しているという具合です。

 

3秒以内に決める事を日常的にトレーニングしていると自分を俯瞰して見るクセがつくようになります。

 

シンプルな事ですがぜひ、「3秒以内に決める」をやってみて下さい。

 

行動力を上げるには?

私は行動力を上げるのには丹念な準備が必要と考えています。

 

それは以下の5つが大事です。

 

①きちんと目標を立てる

あたりまえの事ですが行動するのには目的が必ずあるはずです。

でも、ビジネスを変に惰性で動かしていると目標を見失うことがあります。

初心に返り、目標を明確化する事でロードマップがクリアになるので行動力が上がります。

 

②やる事を明確化しておく

目標達成のために何をするか?明確化する事も行動力アップになります。

特にタスク管理が出来ていると現状に気づけます。明確化しなければそもそも「何を行動すればいいか」分からないはずです。

 

③行動に期限をつける

なかなか結果を出せない私にメンターは「期限のない仕事は遊びだ」と雷を落としてくれました。

たしかに、今なら納得するのですが期限をつけないという事はどこかに「やりたくない」「恐い」「面倒」というネガティブな感情が混じっています。

期限をつける事で一瞬でそれらを吹っ飛ばせるのです。まさに行動力の加速になります。

 

④今日やるべき事を明日に持ち越さない

これは私自身、強く意識している事なのですが、今日の仕事はきちんとその日で終わらせないとそれが癖になります。

区切りは時間でつけるのではなく、決めた事が出来たか?という行動ベースで測定すべきです。

1日の遅れは1週間の遅れになり、1週間の遅れは1か月の遅れとなり、1か月の遅れは1年の遅れになるからです。

 

⑤ピンチはチャンスに転化すると考える

これまでの人生の中で、ピンチはチャンス!という経験をたくさんしてきました。

神様の手の平で弄ばれているようにピンチの後にドラマのようにチャンスは訪れます。

でも、ピンチの中にいると逃げ出したり、歩みを止めてしまう人がほとんどです。

勇気をもって行動した人にしかチャンスは来ないです。

 

まとめ

結論として起業に「行動力」と「決断力」は本当に必要です。

 

自転車の両輪のようにこの2つは関係しあっています。

 

常に自分主体で物事をとらえて行動する事が必要です。

 

名著「7つの習慣」の第一の習慣は「主体的である」です。そして第二の習慣は「終わりを思い描く事から始める」です。

 

主体的に目標を立て、そこに向かい脇目もふらずに行動する!

 

大変だけど起業家冥利に尽きる幸せだと思います。

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

私の自己紹介新垣 覚(あらかき さとる)■
自宅開業して13年目になります。
起業家のサポート・コンサルティング,セールスコピーライティング,webサイト制作が主な仕事です。
私自身が13年前の41歳の時に「貯金ゼロ」「人脈ゼロ」「資格なし」のゼロの状態で起業しましたが現在全国にクライアント様と御縁をいただいております。
倒産の経験あり。実体験とコンサルティングの結果などから情報発信しています。自分の経験やスキルをお金に変える「価値変換セールス」で自分らしいビジネスを構築しませんか?

 

 

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