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起業家としてビジネスの恐怖に打ち勝つ方法

 

こんにちは。
10年後も笑顔!の起業家を育てるコンサルタント新垣覚です。
ビジネスは継続する事が大事です。
しっかりと基礎を固めながら10年続く足腰の強い本物のビジネスをしませんか?

私は「貯金ゼロ」「人脈ゼロ」「資格なし」の状態で起業して今年で10年目を迎え、全国にクライアント様をもつようになりました。まずは6か月かけて「自分の人生の大切なものを最優先して稼ぎ続ける起業家」に進化しませんか?

 

良い面も悪い面も含めて話題豊富だった東京2020オリンピックも閉会しました。

ひとつ断言できるのは「スポーツはすべての人に勇気と元気を与えてくれる」という事です。あなたはどう感じましたか?

オリンピック期間中の新聞で陸上の元オリンピック選手であった末續慎吾氏がこのような事を書いていました。

 

“恐怖を外せる人間は強い”

 

末續氏はこう続けています。

 

 僕はパリ世陸の200メートル決勝で、レース中に左太ももを痛めて、それでも走り切った。自分の理性で把握できないような力が出て、プチッと何かが切れている状態。リミッターが外れた時に出るすさまじい力だから、それは狂気ですよね。もともと生身の体でスピードを出すという行為は、やはり普通じゃない。怖いんですよ。持っている以上のスピードを出そうとする瞬間に、リミッターをかけないはずがない。自然と恐怖が出る。でも、それを外せる人間は強い。
 
 

 

生き物として生命維持に支障が出そうな時にそのリミッターとして恐怖心が出るのは当然と末續氏が語っていますが、この事はビジネスにも共通する感覚だと思います。

 

あるレベルになると「これ以上行くと恐いな」という状況が必ず訪れます。

 

今回は私の起業から10年の経験とコンサルティングの中でのクライアント様の事から考えていきたいと思います。

 

今、まさにビジネスの恐怖心と闘っている人には参考になると思いますので最後まで読んでみて下さい。

 

 

何が恐いのか?具体化する

 

人が恐怖心を抱く時は「何かを失う」時が圧倒的に多いです。それは健康だったり、お金だったり、人間関係だったり、モノだったりと色々あります。

 

でも、多くの場合、何を失うか?あまり具体的に分からないまま恐怖におののいている事が多いです。

 

 

一番分かりやすいのが “お金を失う恐怖” ですが漠然とお金を損する・・・程度しか理解していないと本質を見誤る事があります。

 

例えば、新しいプロジェクトを打ち立てる時に自己資金では足りないのは明らかでも、いったい最終的にいくらくらい必要なのか?

 

しっかりと具体化できている人は圧倒的に少ないです。お金も他の事もすべてそうですが今、自分が何を恐れているのか?分からないままに縮こまっているのはある意味、退化です。

 

何が恐いのか?具体化できれば対策もできるし、準備もできます。特にお金に関する事は長期的な視点で見ると「失う」のではなく「投資」という見方も出来る事が多いです。

 

また、私たち日本人に多いのですがよく考えずに「雰囲気」だけで恐いと誤解した考え方をする事が多いです。

 

人類は古今東西問わずに「暗闇」を恐れてきました。でもそこから火や電灯が生み出された事を思い出せば恐怖を知り打ち勝つ事が大切な事が理解できるはずです。

 

それはあなたのビジネスでも同じなのです。

 

 

恐怖に勝つためのロードマップを作る

 

恐怖そのものが何か分かったらそれを克服するためのロードマップを作る事が必要です。

 

恐怖を感じるくらいですから、今の自分の状態ではクリアできないくらいのものである事は確かでしょう。

 

目の前にそびえる大きな壁といった方が適切かもしれません。その壁に正面からただ、体当たりしてもクリアするのは難しいでしょう。

 

そこで必要なのは壁をクリアするためのロードマップなのです。真正面からクリアできないのなら、横から回り込みクリアする事はできませんか?脚立を入手してクリアする事はできませんか?その脚立はどこから手配できそうですか?それともヘリで一気に超えますか?

 

 

同じようにビジネスにおいても恐怖をクリアするための方法は無限にあります。

 

どの方法が自分にとっては最善なのか?というチョイスから始まり、そのプロセスを丁寧に決めていく事ですでに不可能な事ではない事が分かるはずです。

 

江戸時代に関東→関西の移動時間に関して、司馬遼太郎の幕末本の中で、江戸~京都間を約十数日かけて徒歩で移動することが描写されています。当時は一般的には20日くらいかかったそうです。

 

ビジネスではなかなか新幹線のように時間短縮できる事は少ないです。ですから徒歩で移動するイメージでロードマップを作るといいと思います。

 

時間短縮するには「お金をかける」か「行動量を上げる」しかありません。でもロードマップをきちんと消化すれば目的に到達するのです。恐怖心はなくなり現実的な事だけが見えてきます。

 

 

継続は力なり

 

恐怖に打ち勝つためのロードマップが決まれば今度はそれを「継続」する事が求められます。

 

継続する事の大切さは「継続は力なり」という言葉を誰もが知っているように普遍的な事です。

 

話が少し脱線しますが、「継続は力なり」という座右の銘としてもよく使われるこの名言ですがこの名言は誰の言葉なのかは諸説あります。

 

その中でも有名なのが、浄土宗の宗教家である住岡 夜晃氏の「讃嘆の詩」の一部という事です。

 

少し長いですが引用します。

 

 

住岡 夜晃 「讃嘆の詩(樹心社)」上巻より

青年よ強くなれ

牛のごとく、象のごとく、強くなれ

真に強いとは、一道を生きぬくことである

性格の弱さ悲しむなかれ

性格の強さ必ずしも誇るに足らず

「念願は人格を決定す 継続は力なり

真の強さは正しい念願を貫くにある

怒って腕力をふるうがごときは弱者の至れるものである

悪友の誘惑によって堕落するがごときは弱者の標本である

青年よ強くなれ 大きくなれ

 

 

文章としても素晴らしいですよね?

 

でも継続する事は難しいです。ビジネスにおいても絶対に必要と分かっていても継続できない事は多いです。

 

これは見方を変えると「習慣化」できていないという事が挙げられます。ですから「習慣化するためにはどうしたらいいか?」考えると早道です。

 

私の知っている人が、毎朝ランニングをすると決めましたが、なかなか続けられませんでした。しかし考えに考えてある事をしたら簡単に継続できるようになったそうです。

 

その方法とは「朝起きて走る時に着る服で寝る」というものでした(笑)着替えるという要素を削ってしまう事でその人はいとも簡単に継続出来るようになったそうです。

 

継続化できるようになるための習慣工夫は人によって違うかもしれません。でも必ずあなたが継続できるようになる習慣があります。

 

まずはそれを高速でトライ・アンド・エラーして見つける事が大切です。シンプルに多くの人にフィットするのが「自分にご褒美をあげる」という事です。

 

是非、あなたもロードマップ達成のために必要な「継続」のための習慣を見つけて下さい!

 

 

自分より進んでいる人と付き合う

 

ビジネスの恐怖に打ち勝つための最善の方法のひとつに「自分よりも進んでいる人と付き合う」という事があります。

 

そのような人は少なくても、今のあなたの悩みや恐怖をすでに克服しています。つまり経験済みという事です。

 

何事でもそうですが人は一度、経験すると耐性ができます。ビジネスの恐怖心も同じです。

 

あなたよりも進んでいる人は既に耐性ができており、その耐性をどのように獲得できたのか?知っています。

 

自分よりも進んでいる人と付き合う事によって、どのように克服したのか?教えてもらい、適切なアドバイスをもらえるはずです。

 

 

それは時間短縮のショートカットにも繋がります。すでに実証済みなのであなたも変な抵抗感なく受け入れられるはずです。

 

自分と同じ段階か、下の段階の人と付き合っていると常に「もう大変!モード」に入っています。このような雰囲気は伝染しますので恐怖を超えられる気持ちにはなれないはずです。

 

身近に成功のモデルケースとして、進んでいる人がいればたとえ、お金や時間をかけても付き合う価値があります。

 

そして、もうひとつ大切なのは今度はあなたが、誰かの成功のモデルケースとなり導いてあげるイメージをもつ事です。

 

このようなイメージをもつとさらに目的意識がハッキリするだけでなく、日々が楽しくなるはずです。

 

他人の力を借りるのも時には大切になります。

 

 

他人と比較しない

 

一見同じように見えるビジネスの困難や恐怖も人それぞれ異なります。さらに克服のための考え方やアプローチも異なります。

 

ですから、結果にフォーカスして他人と比較する事は間違ったダメージを受けるので要注意です。

 

良い意味でマイペースを崩さずに淡々と恐怖克服のためのロードマップをこなしていく事が大切です。

 

他人と比較しがちな人の心境として、自分の評価がいつも他人軸にある事が多いです。自分の評価は自分自身でやればいいし、それを他人に口外するようなものでもないです。

 

そして、他人と比較する事で自分の価値を見出す傾向があります。あなたはすでに価値がありますし、価値は比較できないものです。

 

他人と比較する事は何も生み出さない事を心に留めておいて欲しいです。

 

絶対的な考え方として、他人と比較せず自分軸の人生を送れる事は幸福な事だと知りましょう。

 

その事に疑問を感じる人は他人軸で生きています。原理原則として一生は一度っきりです。あなが主人公です。それを忘れないでください。

 

ビジネスの恐怖もあなたの人生における一瞬と考えればけっして無駄なものではない事に気づけるでしょう。

 

『ピンチはチャンス』なのです!

 

まとめ

 

スポーツを見ていると、選手が様々な恐怖と闘っている事は手に取るように分かります。

 

それが分かるからこそ、スポーツに感動したり人生に影響を与えたりするのです。

 

勝利という超明確な目標があるという事はビジネスと共通点が多いです。

 

ですから、スポーツ選手の生き方を知るだけでもビジネスに多いに参考になります。

 

あなたは絶対にビジネスの恐怖に打ち勝てます!だから迷う事なく進んでほしいと思います。

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

 

 

 

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