こんにちは。
新垣覚です。
正直、インターネットやSNSには辟易している人も多いでしょう。
インターネットやSNSを生業としている私でも辛く感じる事があります。
それは一人の情報発信者としての
“発信”し続けなければならないプレッシャー。
自分の思うがままに発信すればいいのでしょうが
他人からの評判や「いいね!」が気になったり。
もうこれ以上はごめんだ!
そんな気持ちのあなたに冷水を浴びせるようですが
ここに来てまた大きな動きがあります。
まずはMastodon(マストドン)です。
なんだか怪獣の名前みたいですが
それもそのはずで、約4000万年前から11000年前まで生存していた
原始的なゾウの事だそうです。
またマストドンをしていない方にわかりやすく説明するなら
マストドンとは何か?
マストドンはtwitterによく似た短文投稿型のSNSである。
twitter 用のクライアント TweetDeck に類似した外観を持ち、画面は複数のカラムによって分割された構成(当記事の画像を参照)になっている。
マストドンでは利用者の投稿する短文は「トゥート」と呼ばれており、500文字の制限がある。他の利用者を「フォロー」することで、その利用者の投稿を「ホームタイムライン」と呼ばれるカラム上で読むことができるようになる点は先行サービスと同様である。トゥートの閲覧に関する制限導入が可能なのも同じだが、それらについてはより細かい調整が可能となっている(トゥートとプライバシー機能を参照)。
「中央集権型」のサービスでは全ての利用者は (少なくとも見た目上は) 一つのサーバーにログインするのに対し、マストドンでは管理者も設置場所も異なる多数のサーバーが運用されており、利用者は自分自身でサーバーを選んでアカウントを作成し、これにログインする事になる。
マストドンではこのサーバーの事を「インスタンス」と呼ぶ。インスタンスは複数の利用者がぶら下がる分岐点 (ノード) となり、インスタンス間は OStatus を用いて通信を行う。こうしたマストドンのネットワークは電子メールのそれに類似している。電子メール同様、利用者は自分とは別のインスタンスに属する利用者と交流が可能である。また、他のインスタンスへと利用者がアカウントを移行させるための機能も提供されている。
元がソフトウェアとしての配布であるため、サーバーや技術公開が必須だが、各インスタンスによる独自の改良が可能となっている(使用技術を参照)。これにより、企業向けツールの土台として利用できる。
引用元:wikipedia
分かったような?
よく分からないような?
そんな感じではないでしょうか?
マストドンは誰でもそのシステムを利用でき簡単に言えば
インターネット上の(テレビで言うところの)チャンネルが持てるようなイメージです。
オープンソース(プログラムが公開されている)なので
知識さえあれば自由に活用でき
フェイスブックやツイッターや他のSNSのようにその経営者の一存で仕組みや活用に制限が加えられにくいという面が特徴です。
その分、利用者のモラルが必要だと思いますが今、すでにヨーロッパと日本で盛り上がりつつあります。
最高500文字のミニブログですがただのブログとは違う事が少しは理解できたのでは?
そして次の動き。
それはフェイスブックです。
フェイスブックはもう知っているし利用してますよ!
あなたはそう言うかもしれません。
フェイスブックが始める新しい機能
それは「Watch」という機能です。
簡単に言えばフェイスブックが運営するインターネット上のテレビ局のようなものです。
日本でいえばAbemaTVみたいなものです。
AbemaTVは見たことありますか?
無料であのコンテンツの充実ぶりはスゴイですよ。
これをユーザー数20億人のフェイスブックがするわけです。
当然、広告料もケタ違いの収入になるはずです。
フェイスブックはCEOの意向が大きく影響するメディアです。
これからインターネット上のコンテンツ戦争のど真ん中に来るはずです。
「Watch」が伸びればフェイスブック利用者にはさらなるメリットが出て来るはずです。
そうなると他のSNSを駆逐する可能性もあります。
立ち位置は異なりますがGoogleとの権力争いも出てくるかもしれません。
もしかしたら、あなたは「自分には関係ない」と思われているかもしれませんが
すでにあなたのビジネスはGoogle無しでは成り立たないです。
それは検索エンジンやグーグルマップ、グーグルマイビジネスなど
インターネットがある限り必ず恩恵を受けているツールを手放すのと同義です。
それはもはや出来ないですよね?
マストドン、フェイスブックの「Watch」がもしかしたら近いうちに黒船になるかもしれませんよ!
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