起業家は仕事がある事が最高に幸せ

新垣覚@人生を取り戻す自宅起業サポート

4年前

こんにちは。
サラリーマン時代よりも稼げていない起業家のためのコンサルタント新垣覚です。

もしもあなたが、家族もビジネスも大事にして稼ぎ続ける起業家になる事に興味があるのなら、今回の記事はきっと役に立つ事をお約束します。

「貯金ゼロ」「人脈ゼロ」「資格なし」の状態で起業し現在８年目を迎え、全国にクライアント様をもつようになりました。その経験と個別サポートで「ゼロスタートの起業家」を「自分の人生の大切なものを最優先して稼ぎ続ける起業家」に進化しませんか？

“喉元過ぎれば熱さを忘れる”という言葉がありますが、私たちは過去の苦い経験はできるだけ思い出さないようにする回路が組み込まれているかもしれません。

起業当初のあんなに苦しかった日々の記憶がだんだんと薄くなっています。けっして加齢のせではないですよ（苦笑）あの辛い日々を脳が自然に消去しているように感じます。

自分への戒めと、あなたの参考になればと思い過去を思い出す作業をしています。

今回は仕事がある事はどんなに素晴らしい事かお伝えしたいと思います。

この記事の目次

1 全く仕事がなかった日々
2 仕事は自分で創るしかない
3 いろんな人に助けられたから今がある
4 まとめ

全く仕事がなかった日々

私の起業して最初の１年を一言で言い表すと「恐怖」と言えます。サラリーマンの頃は鳴り止まない電話に舌打ちしながら出ていましたが、起業すると電話は全く鳴りません。鳴ったとしてもどこかの営業から。

それでもしばらくは、“そろそろ忙しくなるさ♪”と楽観的に構えているのですが、それが１か月、２か月・・・も経つとそれは恐怖に変わります。

家族もいるし、とにかく生活出来るようにしなきゃいけない！その頃は実家の離れを事務所にして仕事をしていたので恥ずかし話ですがお昼は実家で食べるようにして食事代を浮かす努力をしていました。

来る日も来る日もパソコンに向かい、時々異業種交流会に行くなどしていましたが仕事にはなかなかありつけませんでした。

心配をかけたくないので妻にも実情はなかなか言えませんでした。今となっては色んな方法がすべて間違っていた事が分かりますが当時はメンターもおらず、ひとりで試行錯誤していました。

話が少し逸れますが、自分でビジネスをした経験が無い人は起業前後に必ずメンターについてもらう事をおすすめします。正直、起業塾みたいな「１対多」のものはあんまり役に立ちません。

私も起業塾や起業セミナーに行きましたが、「ひとり起業」を志していたのでそれらの塾やセミナーでは、資金融資とか登記とかそういうのがメインなのでピンと来なかったです。

やはり個別で一緒に考えてもらう事に勝るものはありません！起業したら下手したら多額の借金を抱えて失敗する可能性もあります。現にそういう人は多いです。にも関わらず素人知識や独学で起業しようとする人は私のように大変な事になるので必ずメンターをつける事をおすすめします（苦笑）

話がそれましたが、仕事が無い日々は本当に心にも身体にも悪かったです。月末が近づき支払いの日が近づくと、冷や汗が出てきて吐き気を感じる事もありました。

友人から、「お前の吐く息が最近相当臭い」と言われた事がありましたが、実際に胃も腸もボロボロでした。

仕事がしたい！呻くように仕事を求めていた日々が私にはありました。

仕事は自分で創るしかない

起業したら待っていてもお客様が来る事はありません。とにかく動かなきゃいけないです。その時にもがく事が後で成長に繋がります。

今回のコロナショックでも、まさしく同じ事態が起きました。コロナでお客様が来ないので、やり方を変えてデリバリーや持ち帰りをしたお店が、新たな客層を開拓したり、今まで無かった顧客リストを構築したり、SNSの有効活用ができるようになったケースがある中、何もしなかった（出来なかった）老舗が倒産に追い込まれるケースもありました。

私も仕事は待っていても来ない事を遅ればせながら気づいた私はトライアンドエラーの末に自分からお客様のところに行く方法を構築しました。

１か月間の本気のコンサルティングを体験してもらう方法です。その際に最初は私から会いに出かけてコンサルティングをしていきました。そこから本契約してもらうクライアント様を増やしたのですが、今考えるとかなり無茶な方法でしたが、じっと待っているだけでは何も変わらない事を体感していたので必死でした。

これは私のビジネスだけにあてはまる問題ではありません。小さなショップさんを集めてイベントを何回も開催していた事があったのですが、お客様が並んでいるブースと閑古鳥のブースがありました。観察しているとお客様が並んでいるブースは積極的にお客様に声掛けしたり、勧誘したりと動いているのが良く分かりました。

一方で閑古鳥が鳴いているブースは、ショップの人が暇さそうに座っているだけ。面白い事に暇そうなブースは人がどんどん避けるように立ち去ります。人は繁盛しているお店に行きたがるのは本当だと体感しました。

これはリアルでの話ですが、インターネットでもまったく同じです。（演出でも）どうやって繁盛して混んでいる感を出すか？は重要です。

ここからは少し厳しい事をお伝えしますが、ご相談いただく事でナンバーワンに多い「集客」の問題はまさしくこの「動いていない」という事に起因している事がほとんどです。厄介なのはご本人は動いているつもりになっている事です。

あなたがお客様に認知されていない段階ではあなたが何をしようと、世間に知られる事はありません。たまにブログを書いているくらいでは何も変わりません。でも、未経験がゆえにそれでも、相当動いていると誤解をされている事が多いです。少なくても人の３倍以上やらないと先行者にいつまでたっても追いつけないばかりか、どんどん差をつけられてしまいます。

ここからは『正しい考え方と正しい方法で』という但し書きがつきますが、泥臭く数を重ねていく以外に現状を打開する方法はありません。

でも、頑張って努力を継続できた人にしか到達できない場所があります。途切れなく仕事が入るようになると、本当に幸せを感じて努力が報われたという満足感にひたれます（笑）このような状態になったら素直に喜べばいいと思います。すると不思議な事にまた仕事が入ってきます。

このようなマッチョな話をすると、嫌悪感をあらわにする人がいますがある時期までは起業家は「お金を稼ぐ事」を目標の１番にしなくてはいけません。稼げるまでは寝る暇も休みも削ってでも走り続けなくてはいけません。

私はよく「覚悟の問題」と言っています。それが如実に現れるのがシングルマザーやシングルファザーの方たちです。私も今まで何人かサポートしてきましたが、とにかく自分が稼がないと子どもを養えないというのでハングリーです。泣き言は言いません。常に結果にフォーカスして行動するので、あたりまえですが結果も出ます。

言いにくいですが、安定した環境で起業した方はハングリー精神も薄いので行動も少なく、反比例して泣き言は多いです。そのようなマインドセットを変えるのは大変ですが、「覚悟の問題」で稼ぎが変わるのを何回も目にしてきました。

覚悟して行動して、仕事がいただけ、お客様にも満足してもらった時は天にも昇るくらいの幸福感に包まれます。起業して良かった！と思える瞬間でもあります。

いろんな人に助けられたから今がある

赤ちゃんが、ひとりで成長できないように起業家もたくさんの人に支えられています。サラリーマン時代に私が精神的にボロボロになり、逃げるように起業を選択した時に理解して支えてくれた妻や家族には本当に感謝しています。

そして、未熟な私に色んな事を教えてくれたメンターの方々にも頭が上がりません。やはり専門家に支えられると結果が出ます。ひとりで自己流でウジウジとやっても無理だったと思います。良いメンターに恵まれたからこそ、私の起業家人生も素晴らしい人たちだけと巡り会える幸せなものになっています。

そして、一番の感謝は、私のようなどこの誰か分からない者から商品やサービスを購入して支持してくれたお客様です。私の生活を支えてくれただけではなく、私に色んな学びの機会を与えてくれ、そして失敗しても見守ってくれた、多くのお客様は本当にありがたい存在です。

明らかに実績のない起業したての頃に、法人契約していただいたお客様がいました。明らかにスタートアップの時期と理解して、私に投資をしてくれたのだと思います。実際にとても大きな自信になりました。あの頃は沖縄以外でクライアントを持てるなんて想像もしていませんでしたが、それが出来るようになったのも、私を信じて投資してくれたお客様がいたからこそです。書いているうちに当時を思い出し涙が出てきました（泣）

もし、今ビジネスが上手くいかなくて辛い思いをしているなら、それは必ずいつか良い思い出に変わるんだよ！と伝えたいです。だから辛ければ辛いほど、後で素晴らしい財産になるので楽しみにしてほしいと思います。