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コンサルタントとクライアントのズレをあらかじめ知る

 

こんにちは。
サラリーマン時代よりも稼げていない凡人起業家のためのコンサルタント新垣覚です。

もしもあなたが、家族もビジネスも大事にして稼ぎ続ける起業家になる事に興味があるのなら、今回の記事はきっと役に立つ事をお約束します。

「貯金ゼロ」「人脈ゼロ」「資格なし」の状態で起業し現在9年目を迎え、全国にクライアント様をもつようになりました。あなたも6か月で「自分の人生の大切なものを最優先して稼ぎ続ける起業家」に進化しませんか?

 

今回はコンサルタントとクライアントの視点がどれくらい差があるのか?その内情をお伝えします。これを理解していると意図しない温度差や誤解に陥る事がなくなります。

あなたがコンサルタントや、結果を出している起業家のサポートを得る時にそれが100%活かせるようになると思います。

 

コンサルタントの仕事とは?

まずは、知っているようで知らないコンサルタントの仕事内容からお伝えします。とは言っても今からお伝えするのは私のコンサルタントとしての「あり方」なので他のコンサルタントも同じかどうか?は正直、分かりませんせん。

 

でも、私もメンターがいてクライアントの立場でもあります。ですからクライアントの立場から見て「こんなコンサルタントだったらいいな」という視点も含まれていますので、十分あなたの参考になると思います。

 

このブログはビジネスのブログなのでビジネスに限定してお話するなら、(ビジネス)コンサルタントは「経営上の悩みを解決して売上を上げる」事が仕事です。

 

しかし、これでも抽象的でよく分からない方もいるはずです。私も、実際にコンサルタントとしてどんな事をするのか?よく質問されます。

 

私の場合で言えば、「貯金ゼロ」「人脈ゼロ」「資格なし」の状態で起業しゼロから、集客、商品開発、リピートの仕組み構築、経理、イベント、セミナー、コラボ、インターネット活用などすべてを一人で創り上げた経験があります。それをベースに起業家に起きる様々な経営課題について等身大のアドバイスをする事ができます。

 

しかし、私は大企業のコンサルティングは出来ません。大企業と起業家では悩みや経営課題がそもそも違うからです。

 

例えば、私もそうでしたが、起業前は起業したら事務所はどうしたらいいのか?電話は固定電話が必要か?など悩んでいました。しかし大企業でこのような悩みが出る事はありません(笑)

 

でも起業前の起業を志す人にとっては大問題です。このような等身大の事に対して私はいくつもの具体的かつ現実的なアドバイスをする事ができます。

 

また、マーケティングもビジネスをしていくうえでは不可欠なものです。マーケティングに関しては起業家のそれも大企業のそれも変わり有りません。ただ使えるマンパワーや予算が違うだけです。

 

マーケティングに関しては私は大企業でもコンサルティング出来ます。このようにクライアントの持つ悩みに合わせてコンサルタントの選び方も変わりますし、専門性も変わります。

 

ただし、どんなコンサルタントであっても共通した事があります。それはコンサルタントはプレイヤーではないという事です。

 

コンサルタントは現状を分析して、その課題を克服するためのアドバイスをするのが仕事です。自らがプレイヤーとなり代行する訳ではありません。ここは是非覚えていてほしいところです。

 

これを誤解して、コンサルタントの仕事に不満をもつ人が少なくありませんが、コンサルタントは代行業ではないという事を覚えていて下さい。

 

コンサルタントによっては代行までする人もいますがそれはコンサルティングとはまた別のフィーがかかるはずです。

 

ですから、アドバイスが欲しいのか?代行して欲しいのか?事前によく考えておかないとコンサルタントに対して誤った期待をしてしまいます。

 

コンサルタントはアドバイスだけだから気楽な商売とお考えの方もいるかもしれないですが実は全く逆です。クライアントに行動して実践してもらわない限り成果は出ません。それはそのままコンサルタントの評価になります。

 

アドバイスだけでクライアント様に動いてもらい結果を出させなくてはいけないというハードな仕事です。クライアント様が動かなくてもそれはコンサルタントの成果です。あえなく契約解消される事もあります。本当結果がすべてのビジネスなのです。

 

私の場合は、クライアント様が「行動する気になる」仕組み作りや「マインド」を熟成させるのにかなりのエネルギーを使っています。

 

ひとり起業家の場合、未体験や未知の事が多いです。その不安に負けて行動できない人も多いのですが、一足先にすべて私はそれを経験したので先回りしてアドバイスする事が出来ます。気づいたらクリアしていたという形を創る事が大事だと思います。

 

私の話が多くなったのでここで止めますが(苦笑)あなたより一足先に経験したコンサルタントなら活きたアドバイスができます。

 

先に協会の認定の資格をもつコンサルタントや、MBAや中小企業診断士に私はコンサルをお願いしなかったという事に少し触れましたが彼らは資格保持者なのでたしかに「知識」はすごいですが自分がプレイヤーとしてビジネスをしてきた人は実は少ないです。

 

大企業なら、そんな知識を導入しても良くなるかもしれませんが、起業家の場合はそうはいきません。泥臭い事も含めて経験と合わせて自らビジネスで実績を出してきた事が大事だと思います。

 

ですから、同じ起業家で突出した結果を出してきた人にこれまでコンサルティングを依頼してきました。

 

正しい、間違いではなくあなたが何をコンサルタントに求めるのか?でコンサルタントの選択は変わります。

 

目的地は一緒

とは言え、ビジネスのコンサルタントは基本的にはクライアントと目指している目的地は同じはずです。私の場合は必ず短期・中期・長期のクライアントが目指している目標を確認します。

 

 

それはお互いのロードマップでもあるのでとても大切な作業だと考えています。しかし中にはツールや仕組みを売る事が専門のコンサルタントもいます。

 

それが正しい、間違いではなくお互いのゴールが同じか?最初で確認しないと後で「こんなはずじゃ」となる可能性は高くなりますので要注意です。

 

もし、あなたが短期・中期・長期の目標が見えていなくても構わないと思います。私の経験から言えばそれらがきちんと決まっている起業家は全体の1割もいないと感じています。

 

多くの人は自分の事を客観視できすに目標が立てられないという状態なのです。

 

本来、あなたとコンサルタントは目的地が一緒だという事を覚えていて下さい。

 

 

なぜ違いが出るのか?

ここからが今日の本題なのですが、多くのクライアントは「結果を早く出す事」を最優先しているふしがあります。もちろんそれは悪い事ではないですし、ダラダラと結果が出るのを伸ばして時間稼ぎをするようなコンサルタントはいないと思います。

 

しかし、経験者とまだ経験していない人の視点は明らかに異なります。分かりやすくするために誰しも経験した事がある「自転車に乗るための練習」で考えてみましょう。

 

 

 

幼い頃、初めて自転車に乗るためにお父さんやお母さんから自転車の乗り方を習った方も多いと思います。誰しも転びたくないから補助輪を外すのをイヤがります。

 

でも、すでに普通に自転車に乗れる親から見れば、補助輪を外してもいいタイミングでまだ補助輪をつけて乗っているのは全然良くないと理解しています。

 

「早く自由に自転車に乗れるようにする」という共通の目標があるのですが、親は「少々、転んで怪我しても補助輪を外してバランスを体で覚える事が大事」と考えています。

 

しかし、子供は「転ぶなんて痛いのは絶対にイヤ!もっと楽ですぐに乗れるようになる方法はないの?」と考えています。

 

実はこれと全く同じ事がコンサルタントとクライアントの間でも起きているのです。どちらも正論ですよね?でもビジネスだと間違いなく経験者は転ぶ痛みよりも遥かに大事な事があるので、時にはあなたが意図していないアドバイスをするのです。

 

ここからは信頼関係にもよるのですが、素直に「騙された」と思ってまずはそのとおり行動する事がとても大事です。あなたが考えている以上にコンサルタントは先の先を読んだうえでアドバイスしているのです。

 

このあたりが、コンサルタントとクライアントの考え方の違いが出る原因です。この違いが出るのはしょうがないですが結果を出すためには超えなくてはいけないものだと思います。

 

私も結果が出ない時に、メンターに感情的になり「いつまでこんな事したらいいですか?全然結果が出ないじゃないですか!」と詰め寄った事もあります。

 

しかし時が経ち、検証してみるとメンターが正解でした。あの時は私の方が間違った考え方でした。今思えば恥ずかしい限りですがこのような状態は私以外の人も経験していると思います。

 

一度、信頼したら結果が出るまで覚悟を決めて一緒に二人三脚で取り組む!というマインドが大事だと思います。でも、私は不安や以前の私のように現状に疑問があればいつでも私に言って下さいと伝えています。

 

私がメンターに食って掛かった時もメンターが、がっちりと正面から受け止めてそれに対応してくれたから再び歩き直せました。お互い悶々しているのは良くないと思います。

 

コンサルタント活用方法

先程も、多くのクライアントは「結果を早く出す事」を最優先しているふしがあろるとお伝えしました。このような状態だと「答」「正解」だけをコンサルタントに求めがちになります。

 

でも、落ち着いて考えれば分かる事なのですが、夏休みの宿題をやってなくて慌てて同級生の答えを書き写しても実力は全くつかないです。

 

私はずっと同じコンサルタントがサポートするのはあまり良くないと思います。依存的になるからです。ですから私に考え方や、やり方をクライアントに移植するようにしています。

 

いずれ、ひとりでも大丈夫なように自立・自律した起業家になってもらう事を大事にしています。

 

私のコンサルティングについてお伝えしましたが、クライアントとして答えを求めるのは避けた方がいいと思います。もちろん時にはYES・NOで答えられる事はお答えしますが「なぜそのような結論になるか」というプロセスを理解してもらう事が大事です。

 

ですから、あなたがコンサルタントの力を借りる時には、『将来的に自分が自立・自律できる起業家に成長させてくれるサポート』のコンサルタントを選ぶ事をお薦めします。私もメンターとしてそのようなコンサルタントを選択して成長のサポートをしてもらいました。

 

本当に感謝でいっぱいですし、依存的にさせるコンサルタントにメンターをお願いしていたら今頃はまたサラリーマンに戻っているだろうなと思います。

 

まとめ

ビジネスの結果を出すのを急ぐ気持ちは分かります。でもそんなあなたの焦る気持ちが時にはコンサルタントと温度差を生みますがその時に、依存させようとしているのか?自立・自律させようとしているのか?というメガネで見る事で評価がガラッと変わるはずです。

 

あなたの目標にどのような形でサポートしてくれるのか?しっかりコンサルタントと話し合い、それがしっかりと一致していれば信頼し続けて下さい。

 

ビジネスは絶対に独りでは上手くいかないです。良い出会いがあるといいですね。

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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