先日、クライアント様のコンサルティングの中でしょっちゅう「方法」について質問をされる方がいました。
お客様のフォローの仕組みを相談していたのですが
“◯◯するにはどんな方法がありますか?”
“この段階ではどんな方法がありますか?”
“この次はどんな方法が良いですか?”
やたらと「方法」について質問していました。
実はこの方は、実践までなかなかいけなくて悩んでいる方なのです。
私の力量不足なのですがコンサルティングの中では理解しているようなのですが
残念ながら行動まではつながらずにいつも頓挫してしまいます。
今回はしっかりと行動へのステップを踏んでほしかったので質問をしてみました。クライアント様のお名前を仮にA様とします。
私:「今回、お話しただけでも色々な方法がありますが実践できそうですか?」
A様「はい。これだけあればこの中からいくつか出来そうです」
私:「どのようにこの中から選択するのですか?」
A様「少し試して出来そうなものをやってみようと思います」
私:「どんな基準で選択するのですか?」
A様「失敗しなさそうなものから選択します」
この会話であなたは何を感じますか?
もちろんノウハウや方法には合う・合わないがあります。
でもその前提としてまずは結果が出るまでやり通すという事が必要です。
スポーツで例えると分かりやすいです。
サッカーでうまくシュートが決まらない選手がいたとします。

その選手にコーチが相手をうまく引きつけてタイミングをずらしてシュートする方法を教えたとします。
数回練習してダメだからといってこの方法を止める事が果たして正解でしょうか?
1ヶ月、3ヶ月練習を続け試合で試し続け、失敗を重ねる中で自分なりの修正点を理解して自分のモノにするのではないでしょうか?
大事なのは「どれだけ失敗するか?」にかかっているともいえるのです。
そのうえで失敗をどんどん減らし成功の回数を多くしていくのが“成長”です。
だから失敗を恐れていたら成功する事はありえないんです。
誰でも失敗はしたくありません。出来れば1回も。
でも失敗にだけ成功に繋がる種が隠されているのです。それを自ら捨てるのはとても、もったいないと思います。
実は、このような自分では気づかない考え方のクセなどがビジネスで大ブレーキになっている事が多いです。
恐いのは生活習慣病と同じであなたのビジネスをジワリジワリと冒していきます。気づいたらビジネスが立ち行かなくなっていた・・という状態になってしまうのです。
生活習慣病を患っている人のほとんどが、「全然、自覚が無かった。自分だけは大丈夫だと思った」と言っています。
ビジネスも同じです。あなただけは大丈夫なんで事はまず無いのです。
発明王エジソンなこのような有名な言葉を残しています
『わたしは、決して失望などしない。なぜなら、どんな失敗も、新たな一歩となるからだ』
ここで私からの提案なんですが1日の終わりに手帳やメモ帳でいいのでその日1日であなたが失敗した事を書いてみませんか?
そして、その日書き出したすべてを赤ペンでグルッと丸く囲んで
「成功にまた一歩近づいた!」と書き加えて欲しいのです。実際に私はこれをやっているのですがどんどん元気が出ますよ!あと失敗が全然恐くなくなります。もっと失敗しよう!というマインドセットに変化します。オススメです。
今日から失敗を忌み嫌わずに付き合いましょう♪失敗する事が楽しくなればあなたはすでに成功している!と言えると思います。
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