人は些細な事で失望したり落胆したり
将来を諦めたりする。
同じように些細な事で光を見出す事もある。
その最たるものが希望だ。
もっと細かく言えば
自分が誰かの役に立っているという喜び
自分が誰かに愛されているという喜び
自分が誰かに感謝されているという喜び
自分が誰かに求められているという喜び
自分が誰かと共に歩ゆめる喜び
つまるところはお金ではない
ほんのちっぽけな事が希望になる。
逆に失望したり落胆したり将来に希望を見い出せなくなる時は
誰の役にも立っていない時
誰にも愛されていない時
誰にも感謝されていない時
誰にも求められていない時
誰とも歩めない時
なんだ。
もっと突き詰めていうと一人ぼっちでは希望は見い出せないという事。
実はこの事はビジネスでも全く同じだ。
ビジネスで上手くいっていなくて経済的に苦しんでいる人は
誰の役にも立っていない人
誰にも愛されていない人
誰にも感謝されていない人
誰にも求められていない人
誰とも歩めない人
なんだ。
あなた自身がどうだろう?
このひとつでも当てはまる人は確実に
ビジネスで上手くいっていないはずだ。
なぜかというとこれは人間の生きていくうえの原理原則だからだ。
誰の役にも立っていない人はいつも欲しがっている。
自分が差し出す前に人に対して“クレクレ”病になっている。
「まずは私を見て!」と叫んでいる。
名著「7つの習慣」にも書いてある。
【第4の習慣】
win-winを考える
【第5の習慣】
まず理解に徹して、そして理解される
一人勝ちではなくお互いが勝ち利益が価値を与えあう。
まずは相手を理解して相手の方から満足させてあげる。
そして相手も自然に返してくれる。
これが人が生きていくうえでの原理原則だ。
それに反していたらけっして上手くいく事はない。
そして
誰にも愛されていない人は誰も愛していない。
愛は常に自己犠牲をともなう。
先の例と一緒でまずは自分が相手に与えなくてはならない。
そして相手が与えてくれる。
親は自分の子供に無償の愛をまず与えている。
無償の愛を十分に受けた子供はすくすくと健やかに育つ。
そして周囲に対して明るく感謝を持つ子になる。
親が与えるのが先だ。
子供から与えるのではない。
大人でもビジネスでも同じ。
まずは与えなくてはいけない。
商品やサービスを0円で提供しなさいという事ではない。
与えるのは有償、無償と色々ある。
あなたが惜しみなく与えられるものを与えればいい。
惜しみなくがポイントだ。
それぞれのビジネスで変わるのでしっかりと考えてほしい。
愛されたいならまず自分から愛さなくてはいけない。
誰にも感謝されていない人は感謝をしていない。
すべて当然と考えている。
本当は奇跡の連続なのに。生きている事そのものが感謝すべきなのに。
それを当然と考えている。人に頭を下げる事をしない。素直に感謝の心を示す事ができない。
感謝は本当に大事だ。
ビジネスをしていると痛感する。
お金は天から降ってはこない。人がもたらすもの。
大事なお金をあなたのために使ってくれる。
こんな嬉しい事ないんじゃない?
こんな尊い事ないんじゃない?
小さな事でも感謝出来る人は大きな感謝もできる。
大きい事にしか感謝できない人は小さな事に感謝できない。
だから今ここにある幸せすら感じられない。
それはものすごく不幸な事で寂しい事だ。
誰にも求められていない人は自己中な事は多い。
そして打算的な人が多い。ボランティア精神を煙たがる人は自分も煙たがられる。
打算的な考えは人に見透かされる。だから危険を感じて誰も求めてこない。
求めたら見返りを求められるから。
ビジネスの上手は人はいつも多くの人から求められている。
その縁が縁をよびビジネスはますます豊かになる。
“頼まれ事は試され事”
神様にあなたの器を見られている。
だから時には損をしてもいいので自分がして欲しい事をまず相手にしてあげる事だ。
これを黄金律という。
黄金律が自然に出来る人は神様が放ってはおかない。
この世は不思議なものでそのような目にみえない世界も目に見える世界も繋がっている。
だから人に求められる価値のある人はますます栄そして光を放つ。
あなたもきっと体感した事があるはずだ。
存在が眩しい人を。その人は自分がして欲しい事をまず相手にしてあげている。絶対に。
理想的な黄金律を自然に実践して良好な人間関係を築いているはずだ。
誰とも歩めない人はこの世で一番寂しい人間。
誰も信用していないから、結果として自分も信用されない。
心の底では“ふれあいたい”のにそれが実現する事はない。
共に歩むという事は同じ方角を向くこと。痛みを共感すること。喜びを共有すること。一緒に悩むこと。
きれいごとではなく自分の全てをさらけ出し相手のすべてを受け入れなくてはいけない。
共に歩むという事は今まで採り上げてきたすべての要素が出来ていないといけない。
ビジネスで共に歩めない人は=信用出来ない人という烙印を押されている。
とにかくシンプルに考えるといいと思う。
自分が誰かの役に立っているという喜び
自分が誰かに愛されているという喜び
自分が誰かに感謝されているという喜び
自分が誰かに求められているという喜び
自分が誰かと共に歩ゆめる喜び
を感じるようにしよう。
そのためにまず自分から与えよう。
そうすればビジネスは自ずと結果を出し始めるから。