凡人起業家はプロフェッショナルであれ


 

こんにちは。
サラリーマン時代よりも稼げていない凡人起業家のためのコンサルタント新垣覚です。

もしもあなたが、家族もビジネスも大事にして稼ぎ続ける起業家になる事に興味があるのなら、今回の記事はきっと役に立つ事をお約束します。

「貯金ゼロ」「人脈ゼロ」「資格なし」の状態で起業し現在9年目を迎え、全国にクライアント様をもつようになりました。あなたも6か月で「自分の人生の大切なものを最優先して稼ぎ続ける起業家」に進化しませんか?

 

昨日、10年以上使っていたテレビが壊れたので(液晶がダメになった)買い替えました。ウチはテレビはほとんど見ない家庭なのでこのまま無くてもいいかな・・とも考えましたがニュースや台風情報はテレビでリアルタイムで観たいなと思い買いました。

 

その時、行った家電量販店でのエピソードが私たちのビジネスにも通じるなと感じたので今回、あなたにもシェアしたいと思います。

誰でも分からない事はあるから

あらかじめ他店も含めて下見をしていたので大体、買う機種も決めていました。あとは映り方が好みかどうか?売り場で比較していた時の事です。

 

一人の若手の営業マンが近づいてきました。でもあれって不思議ですね。買う気が全くない冷やかしの時は営業マンって近づいてもこないのに買う気があるとススッと寄ってくるんですね。“買うオーラ”でも出ていたのでしょうか?(苦笑)

 

すみません。話が脱線しました。映像の映り具合も確認して、機種も決まったので“コレを下さい”とその営業マンに伝えました。営業マンは“在庫があるか?調べてきます”と立ち去りました。

 

なかなか戻って来ないので“もしかしたら品切れかも”と考え、機種を変える事も考えました。しばらくして彼が戻ってきて「すみません。黒は在庫がありません。白なら在庫があります」と言ってきたのです。

 

正直、色は黒でも白でもどちらでも良かったのですが、売り場には他のテレビも含めて黒しかないので一応、確認と思い「白ってどんな感じなんですか?」と聞いてみました。

 

するとその営業マンはカタログをパラパラをめくり、こう言ってきました。「あっ、すみません。白というのはリモコンの色でテレビ本体は黒です」

 

私の頭の中では「????」となりましたが、一応、確認のために「リモコンの色は白でも構いませんがテレビ本体は黒で間違いないですね」と念押ししました。

 

その営業マンは即座に「はい」と返事をされたので私も「じゃあ買います」とレジに向かいました。そして帰宅。箱を開けると見事に白色のボディのテレビが現れたのでした♪

 

話の流れの不自然な時点で、このテレビは白色だなと感じていたので特にクレームや返品もしませんでしたが、少し後味が悪かったです。

 

私は、黒でも白でもどっちでもいいやと、ある意味覚悟して買いましたがこれが高額商品だったりすると話は違ってきます。

 

有名な事件ですが2250万円のアストンマーチンを購入したらディーラーが内装を誤発注して法廷闘争になった事があります。

 

以下、産経新聞の2017年8月7日の記事より引用です。少し長文ですがお読み下さい。恐くて震えますよ。

 

大阪に住む50代の歯科医師、橋本進さん=仮名=は数年前、ドイツで「ニュルブルクリンク24時間レース」を観戦。そこで颯爽と走るアストンマーチンにくぎ付けとなった。そのニュルブルクリンクのレーシングカーをイメージしたN430というモデルが発売されると知り、購入を決意・・

橋本さんは平成26年11月、大阪市内の輸入自動車販売会社で売買契約を結んだ。納車はおよそ1年後。申込金としてまず300万円を支払った。

こだわりの車に仕上げたい-。熱い思いを抱えた橋本さんは契約から約1週間後、英国へ飛んだ。実際にアストンマーチン本社を訪れ、座席シートや内装の素材などを現地で生で見学した。

橋本さんはQオーダー車の特典であるビルドブックも楽しみにしていた。

約32万円もするという代物だが、手作りの証明や記念になるというだけでなく、ビルドブックの存在自体が付加価値をさらに高めることになるのだという。最終的に橋本さんが心に決めたオプションは、次のような内容だった。

・シートの素材は滑りにくいものにし、特別仕様の模様にする
・シートに黄色の線を入れる
・ヘッドレストにアストンマーチンのマークの刺繍を入れる
・シフトレバーのステッチを黄色に変える

帰国後、販売会社の担当者にこうした希望を伝えた。オプション分を含めた契約代金は計2250万円となった。

1年後、橋本さんは車が英国から到着したと連絡を受け販売会社に向かった。ところが、待っていたのは自分が思い描いていたのとは違うものだった。

橋本さんの選んだ特別の模様はなく、素材は「パンチングレザー」になっていた。高揚していた橋本さんのテンションは、一気に下がった。

このとき初めて自分のミスに気づいたのか、担当者はあわてふためいた。それから約1カ月後、販売会社側の責任者は橋本さんに善後策を提案した。

「もとの発注通りのシートを取り寄せ、日本国内で取り替えます」

確かにそれで希望通りのものにはなる。だが橋本さんは落胆した。念頭にあったのはビルドブックだ。英国本社でやり直さない限り、ビルドブックと現物が合致しないことになるからだ。

橋本さんはやむなく、売買契約の解除と、申込金の返還を内容証明郵便で通知した。

しかし、販売会社も反転攻勢に打って出る。申込金の返還を拒んだのだ。契約上、自己都合の解除の場合は「申込金は返還しない」という定めがあったからだ。

納得できない橋本さんは今年3月、販売会社に300万円の返還を求めて大阪地裁に訴訟を提起した。

迎えた判決。大阪地裁は橋本さんの請求を認め、販売会社に300万円の返還を命じた。判断の決め手となったのは、やはり橋本さんの熱意だった。

「原告はビルドブックの記載、すなわち車両について英国での手作りにこだわり、相当の費用や時間をかけて渡英し、オプションを直接確認してもいる・・」

販売会社側は判決を不服として控訴した・・

 

 

私のテレビの例で言えば機械に詳しくないお客様が営業マンの事を信用して意図していないテレビを購入したら、考えていたものと違っていた・・なんて事があればそれこそ返品問題になるでしょう。

 

物の値段の「高い安い」ではないプロとしてどうなの??という事が問題なのです。

 

プロフェッショナルだからこそ

テレビの事を家族で話をしていたら、中学生の長男が「そんな接客なら自分でも出来るよ」と失笑していました。

 

素人が考えても明らかにプロフェッショナルの仕事ではないのです。テレビの件で言えば、商品知識が足りなかった事はしょうがないです。誰でも知らない事はあります。

 

私も昔、外車の営業マンをしていた事がありますが、好きこそものの上手なれではないですが、時にはお客様の方が商品についてよく知っている事もありました。

 

プロフェッショナルとして、お客様に負けない商品知識をもつという事は、目指すべき目標のひとつではあると思います。

 

でも、もしそこまで達していなければ、あるいは達していないかもしれないと自信がなければ「知らない」事を認める事が大事だと思います。

 

ここで知ったかぶりをしたり、お客様にはバレないだろうと適当な事を言うのはプロフェッショナルではないです。

 

私にテレビを売った営業マンのすべき事は「分からない」事を認めて、私を待たせてもいいので「調べる」事だったはずです。それを面倒くさがったり、適当に済ませたのがプロフェッショナルとして失格だと思います。

 

プロフェッショナルとして目指すもの

私はプロフェッショナルとして目指すものはまずは「お客様を満足させる」事だと思います。接客のプロフェッショナルなら接客で、料理のプロフェッショナルなら料理で。修理のプロなら修理で。

 

 

私もまだ足りていない事は十分承知していますが、コンサルタントとしてお客様をいかに満足させるか?という命題が頭から離れる事はありません。

 

知識、接客、スキル、人間力どれも常に高める事が大事だと肝に銘じています。少し楽したいなとか、端折りたいという悪い欲が顔を出す事もありますがそんな時こそ「私はプロフェッショナル」と戒めます。

 

そして最初に触れたように「プロフェッショナルとして専門知識を高める」事も大事です。テクノロジーや人々の考え方の進化により専門知識はどんどん拡大しています。

 

特にITの世界では1年前の知識はもう使い物にならない事もあります。プロフェッショナルとして知識をブラッシュアップし続ける事は大事な事です。

 

さらに、プロフェッショナルとして「プライドをもつ」事も大事だと思います。変な小さいプライドではなく、自分の生き様を賭けた等身大のプライドです。

 

私はよく仕事でホテルのラウンジを利用させてもらうのですが、「高級」と言われるホテルのスタッフは見ていて本当に洗練されていて学ぶものが多いと感じます。

 

たまたま知り合いになれた人を話をすると人間力も素晴らしかったです。その意味では「人間力」はプロフェッショナルとして最も大事なものかもしれません。

 

学はなくても、素晴らしい技術をもった職人さんの言葉には重さがあり説得力があります。これは人間力のなせるものですし、そこまで行けたらプロフェッショナルとして本望たなと思います。

 

まとめ

今回は事例が多くなりましたが、私は自分の心の中で緩みみたいなものを感じた時に先輩起業家の方々の顔を思い出し、「先輩方はプロフェッショナルとしてこんな行動をするか?」と戒めます。

 

恥ずかしい話ですが、後で考えたらプロフェッショナルに徹していなかったなと反省する点もあります。でもそもそも「信頼」において大企業とは比べものにならない凡人起業家だからこそ、プロフェッショナルに徹する必要があると思います。

 

そして徹した者だけが生き残る世界だと実感しています。今日も自分を高めるために頑張りたいと思います。

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

私は「自宅起業」を選択したことで人生が救われました。それまで会社に貴重な自分の時間を奪われることに耐えられませんでした。 40代の時に「貯金ゼロ」「人脈ゼロ」「資格なし」のゼロの状態で起業しました。苦しいスタートでしたが現在、全国にクライアントをもつまでになりました。これからはさらに「個」が輝く時代です。もし、今以前の私のように報われない生活を送っているのでしたら「自宅起業」という選択をしてみませんか?