あなたは「ゆるやかな起業家」?それとも普通の起業家?


 

こんにちは。
サラリーマン時代よりも稼げていない凡人起業家のためのコンサルタント新垣覚です。

もしもあなたが、家族もビジネスも大事にして稼ぎ続ける起業家になる事に興味があるのなら、今回の記事はきっと役に立つ事をお約束します。

「貯金ゼロ」「人脈ゼロ」「資格なし」の状態で起業し現在9年目を迎え、全国にクライアント様をもつようになりました。あなたも6か月で「自分の人生の大切なものを最優先して稼ぎ続ける起業家」に進化しませんか?

 

コンサルタントとして色んな起業家のコンサルティングやサポートをしてきましたが私の場合3つのパターンに分かれました。

 

1,起業前の人
2,お小遣いくらい稼げればいい起業家
3,生業としてビジネスをする起業家

 

どちらが良いとか悪いという話ではありませんが、ビジネスの結果を出せるのは3番の「生業としてビジネスをする起業家」でした。

 

色んな価値観があると思いますが、今回の記事がどんなビジネスの目標があるか?考えるきっかけになればと思います。

 

ゆるやかな起業家って何ぞや?

実は最近までこの言葉を私は知りませんでした。2019年2月に日本政策金融公庫がこのような調査結果を発表をしました。

 

「起業と起業意識に関する特別調査」では、「ゆるやかな起業家」はその他の起業家に比べて女性やシニアの割合が高いことが分かった。同調査は、1)仕事の収入の多い少ないにこだわらず、2)仕事の目的として「自分の好きなことを自分でやること」を重視する開業者を「ゆるやかな起業家」と呼び、その他の起業家及び勤務者(起業家を除く)と比較・分析したもの。

 

なるほど。自分の好きなことを自分でやることを重視する開業者の事を「ゆるやかな起業家」と呼ぶようです。余暇や空いた時間を活かすには悪くない選択だと思います。趣味や得意なものが活かせるという事も楽しいですよね。

 

この調査はさらにこう続きます。

 

調査結果によると、ゆるやかな起業家を性別にみると、「女性」の割合が35.0%と、勤務者(47.1%)を下回るが、その他の起業家(27.7%)に比べて高くなっている。また、年齢別にみると、「50歳代」以上の割合が相対的に高く、特に「60歳代」が約3割(29.1%)と、起業家(11.0%)や勤務者(14.8%)を大きく上回る。「ゆるやかな起業家」はその他の起業家に比べて女性やシニアの割合が高い。

 

たしかに、私がサポートしてきた方々の中にもこのような方々がいました。特に女性は日本の就労環境が世界的に見ても良くないので、結婚や出産をするとなかなかフルタイムの仕事に就けないという事もあるのでこのような起業方法は無理なくできそうですね。

 

でも、問題点もあります。

 

ゆるやかな起業家は、従業者規模は小さく、月商も相対的に低い。従業者規模が「1人(本人のみ)」の割合は74.8%と、その他の起業家(63.3%)と比べて高い。また、52.3%と半数以上の平均月商が「20万円未満」で、その割合はその他の起業家(29.0%)を大きく上回る。75%以上が事業以外からも収入を得ており、また、世帯収入に占める事業収入の割合も、「50%未満」が66.1%となっている
 

 
 
私のサポートした「ゆるやかな起業家」の方々も結果として“もっと稼ぎたい”という思いをもつ人が多くなっていました。

 

いくら、趣味的な仕事でも、仕事は仕事です。投下する時間と得たい収入に大きな開きがあるように感じました。

 

なぜそれでも「ゆるやかな起業家」選ぶのか?

本人にとってはここからは普通の起業家、ここからはゆるやかな起業家というハッキリした線引きはありませんでした。

 

「ゆるやかな起業家」の方にコンサルティングの際に「どのくらい稼ぎたいですか?」と質問すると「お勤めと同じくらいは稼ぎたい」「15万円くらいは稼ぎたい」「20万円稼ぎたい」という声が圧倒的に多かったです。

 

正直に言えば、これだけの数字は本気で情熱と時間をかけなければ難しいと思います。それも重々、承知のうえで「ゆるやかな起業家」というマイペースなポジションにいたがるのか?私は理解できない事もありました。

 

それは私が生業としてビジネスをしているからという事もあるのですが、結局儲けられないとストレスはたまるし、やりがいも感じられないです。

 

それなら「ゆるやかな起業家」という範疇に収まるのは色んな意味でもったいない事だと思います。

 

ここまで厳しい事をお伝えするのは理由があります。私の周りの「ゆるやかな起業家」のほとんどが生き残っていないからです。

 

中には大きな借金を抱えてビジネスを辞める方もいました。

 

趣味的に「ゆるやかな起業家」でありたいならお金は諦めた方が気がラクだと思います。でもそのお金に拘る人が多いのも事実です。

 

普通にビジネスしたらいいと思う!

私自身、数年前は趣味的な起業をオススメした時期がありました。趣味的に始めてどんどんと本格化させればいいと考えたからです。

 

でも、趣味的な思考でスタートすると普通のビジネスに正常進化する事はまず不可能な人が多いです。

 

 

それはひとえに、「ビジネスにかけるマインド」が大きく変わるからです。その意味ではスタートからどのようにビジネスを捉えるか?で結果はかなり異なります。

 

趣味的でいいと言っているのに、簡単に稼げるとい謳い文句で変な高額サービスに契約したり、変な高額ツールを購入したりする人を多く見てきました。いいように業者の餌食にされていました。

 

もし、普通の起業家として真摯にビジネスに取り組もう!という姿勢であればこのような悲劇も防げたと思います。

 

私の見たケースでは絶対に効果の出ないサービスに200万円近く支払っていた事もありました。

 

ビジネスは本気で取り組むと決める

私は、起業してビジネスをするからには、生業として真剣に取り組む事が大事だと思います。

 

例えば、パートナーからのお金で生活はできるという人であってもです。私のクライアントの中にはパートナーの収入で生計は問題ないけれど、その分リスクもないと考えてバリバリとビジネスをしている方もいます。

 

その方はやはり儲けていますし、儲ければビジネスも楽しくなるので結果として人生も豊かになっています。

 

生業としてやる人は本気で取り組まなきゃ、あっという間にビジネスが停滞します。ビジネスはそれくらい過酷なものです。でも、過酷だからこそチャレンジしがいがありますし、諦めなければ必ず結果が出せると思います。

 

あなたのセルフイメージは?

結局のところ、あなたがどんな人生を送りたいか?と強く繋がっていると思います。

 

趣味でスポーツなどをするのとビジネスが違うのはお金が絡む事です。やるからには妥協せずに儲かるようになればいいと思います。

 

その方が楽しいし、嬉しいはずです。私のメンターは「ビジネスに自己実現をもちこむな」と言いますが私は持ち込んでもいいと思います(笑)

 

でも、あくまでも生きがいではなく、常に客観的に「ゲーム」をしているような思考は必要だと思います。

 

趣味だからとビジネスごっこせずに、「本気起業家」にセルフイメージを変えてはいかがでしょうか?

 

それだけでも結果が変わるはずです!

 

まとめ

「ゆるやかな起業家」の人は目標意識が低いので、妥協や諦めが多いというのがコンサルタントとしての私の見方です。

 

何事も中途半端になるので、結局本人が一番面白くないはずです。中には確定申告をしない人もたくさんいました。

 

どんな業種でもお客様からお金をもらうという事は「プロ」だと思います。プロとしての自覚とプライドを持つ事で世界が拡がります。

 

今や、ティーンエージャーが起業家として儲ける時代です。私たちも負けてはいられませんぞ!

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

私は「自宅起業」を選択したことで人生が救われました。それまで会社に貴重な自分の時間を奪われることに耐えられませんでした。 40代の時に「貯金ゼロ」「人脈ゼロ」「資格なし」のゼロの状態で起業しました。苦しいスタートでしたが現在、全国にクライアントをもつまでになりました。これからはさらに「個」が輝く時代です。もし、今以前の私のように報われない生活を送っているのでしたら「自宅起業」という選択をしてみませんか?