ビジネスでインターネットやSNSを避けてはいけない理由


 

こんにちは。
10年後も笑顔!の起業家を育てるコンサルタント新垣覚です。
ビジネスは継続する事が大事です。
しっかりと基礎を固めながら10年続く足腰の強い本物のビジネスをしませんか?

私は「貯金ゼロ」「人脈ゼロ」「資格なし」の状態で起業して今年で10年目を迎え、全国にクライアント様をもつようになりました。まずは6か月かけて「自分の人生の大切なものを最優先して稼ぎ続ける起業家」に進化しませんか?

 

10年前と比較して人々の購買行動が明らかに変化したと思います。以前は雑誌で情報を調べて買ったり、ウィンドウショッピングをして買ったりしていた人が多かったです。

 

でも、今はそのような購買行動をとる人は少なくなりました。「インターネット」という新しいツールがすべてを変えました。

 

今回は「インターネットを活用した集客が苦手」という人のために、今すぐ動かなきゃヤバい!という事をお伝えしたいと思います。

 

10年前の検索からわかること

始めから少し脱線しますが、あなたは過去のトレンドや出来事をどのように調べていますか?

 

googleでは「期間指定」して調べる事ができます。例えば2009年の11月~2010年11月の間の情報を調べる事ができます。

 

この機能を使い10年前の2009年の1月から2010年の12月までの期間を設定してその当時の広告や購買行動をリサーチしてみました。

 

するとこんな記事がありました。

 

5社共同の調査プロジェクト「ネット広告バリューインデックス」がまとめた調査結果によると、2008年9月から2009年4月に調査を行った21広告素材の広告到達者におけるインターネット広告認知率の平均値は34.1% となり、2007年調査時の平均値29.1%に比べて、広告認知率が5ポイント上昇していることがわかった。  引用:MarkeZine 2009年6月8日役

 

いかがでしょうか?現在のあなたの肌感覚としてズレている感じがしませんか?

 

最近、あなたが購入したものを思い出して欲しいのですがどのようにして購入を決定しましたか?

 

 

おそらく、スマホやパソコンを用いてインターネットから情報収集をしたはずです。昔のようにテレビコマーシャルを見て購入したり、雑誌を見て購入したなどという事はほとんど無いのではないでしょうか?

 

ショールーミングとウェブルーミング

そんな人々の購買行動を如実に表したものが「ショールーミング」と「ウェブルーミング」ではないでしょうか?

 

ショールーミング

商品購入を検討するときに、実店舗に行って商品を確かめて、その場では商品は買わずネットショップで購入する購買行動です。

 

ネットなどで情報収集をしてアタリをつける → リアルのショールームに現品確認をしに行く → ネットで再度口コミなどをチェックして再検討する→ ネットで購入

という流れが代表的な例です。

 

ウェブルーミング

ショールーミングとは逆に、ネットショップなどで商品の仕様や価格帯、レビュー(実際に購入して使ってみた人の感想)などをあらかじめ調べ、商品の品定めをして、実店舗で購入する行動のことです。

インターネットで調べる → インターネットでレビューを調べる → 実店舗で現品確認後、実店舗で購入 という流れが代表的な例です。

 

代表的な購買行動のどのプロセスでもインターネットでの情報収集が大切な要素を占めています。これだけでもインターネット上にあなたのビジネスの情報が無いのは致命的な事だと理解できるはずです。

 

インターネット広告の台頭

コロナ禍の中、インターネットからの購買行動がさらに変化したように感じます。

 

国内電通グループ4社(CCI/D2C/電通/電通デジタル)は、電通が2021年2月に発表した「2020年日本の広告費」の調査結果のうち、インターネット広告媒体費の内訳を広告種別、取引手法別などの切り口で分析した資料がありました。さらに2021年の予測を加えた「2020年日本の広告費インターネット広告媒体費詳細分析」が発表されています。その資料にはこのような事が書いてあります。

 

ビデオ(動画)広告は3,862億円、インターネット広告媒体費全体の2割超え

ビデオ(動画)広告が前年比121.3%の3,862億円となり、インターネット広告媒体費全体の22.0%となった。ビデオ(動画)広告の内訳は、インストリーム広告46.6%、アウトストリーム広告53.4%の構成比(今回初推定)。2021年にはビデオ(動画)広告は全体で前年比110.4%の4,263億円になると予測。
運用型広告は前年比109.7%と成長、予約型広告、成果報酬型広告は減少

 取引手法の主流となっている運用型広告は前年比109.7%で伸長し、インターネット広告媒体費全体の82.9%となった。予約型広告、成果報酬型広告は前年から減少となった。

引用:MarkeZine 2021年3月10日記事

 

ソーシャル広告は5,687億円で、インターネット広告媒体費全体の3割超え

 SNSや動画共有プラットフォーム上等で展開されるソーシャル広告は前年比116.1%の5,687億円となり、インターネット広告媒体費全体の32.4%となった。
2021年インターネット広告媒体費は、全体で1兆8,912億円(前年比107.7%)まで成長の見込み

 2021年のインターネット広告媒体費は昨年から続く新型コロナの影響で見通しづらいものの、継続して伸長し、2021年には全体で前年比107.7%、1兆8,912億円になると予測。

引用:MarkeZine 2021年3月10日記事

 

ショールーミングとウェブルーミングを飛び越えて、ダイレクトにインターネットから購入している事が分かります。

 

 

カギはSNS

総務省が2020年に発表した「情報通信白書」の中にこのようなデータがあります。

 

個人のインターネット利用率は約9割

2019年のインターネット利用率(個人)は89.8%となっている。また、端末別のインターネット利用率は、「スマートフォン」(63.3%)が「パソコン」(50.4%)を12.9ポイント上回っている。

 

60歳以上のインターネット利用率が大きく上昇し、前年と比べて世代間の格差が縮小

2019年における個人の年齢階層別インターネット利用率は、13歳~69歳までの各階層で9割を超えており、昨年と比較して60代以上の利用率が大きく上昇した。また、所属世帯年収別インターネット利用率は、400万円以上の各階層で9割を超えている。

 

インターネットの利用目的は、「ソーシャルネットワーキングサービス」の利用が向上している

「ソーシャルネットワーキングサービスの利用」については、すべての年齢階層で利用率が上昇している。

(出典)総務省「通信利用動向調査」

 

このような資料を見るとビジネスでSNSに取り組まない事がどれほどもったいない事かわかると思います。

 

それでもまだ、「インターネットは分からない」とか「SNSは苦手」と言い続けますか?

 

なぜインターネットやSNSが苦手なのか?考える

コンサルティングをしていると、インターネットやSNSが苦手をいう方はただ単に「恐い」「面倒くさい」という感情的なものが先行している事に気づきます。

 

たしかに、個人情報の漏洩や詐欺サイトなどインターネットやSNSには恐い要素があります。でも、先程の統計を思い出してほしいのです。

 

 

インターネットやSNSはビジネスの中でもはや不可欠な存在です。あなたが車の免許をお持ちなら免許を取る前の事を思い出してほしいのです。

 

自分には出来るだろうか?不安でいっぱいだったと思います。そして免許を取りひとりで運転して街を走った時、実際に恐かったはずです。

 

でも、場数を踏むと恐い感覚はどんどん薄れていき、むしろ楽しくなったはずです。

 

インターネットやSNSも全く同じです。場数が足りていないだけの事なのです。

 

ですから、あなたがインターネットやSNSを活用できるようになるためには処方箋はひとつしかありません。

 

「習うより慣れろ」

 

最低限のセキュリティは必要ですが、そのような事はそれこそインターネットで検索すれば無限に情報は出てきます。

 

それすら億劫なら、誰か出来る人に頼めばいいのです。安価で済みます。これらはビジネスのうえでは投資だと考えて差し支えないと思います。

 

まずは真似ればいい

インターネットもSNSも達人がいくらでもいます。まずはそれを真似ればOkです。

 

そしてこれが大切なのですが「継続する」事が大切です。慣れるまでは途切れる事なく行動する事が必要です。

 

 

特にブログやSNSは継続しなければ意味がないと言い切れるくらいです。

 

多くの人が「ネタがない」と言いますが、ネタは無限にあなたの周りにあるのですがアンテナを閉じているので気づかないだけです。

 

逆にアンテナを開けば、書くのに困るほどネタは入り続けます。

 

シンプルですが、目標を決めてインターネットもSNSも数稽古を継続してみて下さい。必ず世界が変わります。

 

まとめ

今回は少し厳し目の事をお伝えしましたが、資料や統計などを見ていただき現実を認識してほしかったからです。

 

得手不得手がある事は分かります。でもこれからはそんな事を言ってられない状況になっている事を理解して下さい。

 

「新垣、エラそうに言いやがって!」という怒りのパワーでもいいです(苦笑)今回の記事があなたの背中をそっと押すものになれば幸いです。

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

私は「自宅起業」を選択したことで人生が救われました。それまで会社に貴重な自分の時間を奪われることに耐えられませんでした。 40代の時に「貯金ゼロ」「人脈ゼロ」「資格なし」のゼロの状態で起業しました。苦しいスタートでしたが現在、全国にクライアントをもつまでになりました。これからはさらに「個」が輝く時代です。もし、今以前の私のように報われない生活を送っているのでしたら「自宅起業」という選択をしてみませんか?