*仕事がイヤになってませんか?
今回は、中学生の主張大会から大人にも通じる生きること、ビジネスでも大事な事をお伝えします。
「少年の主張」に感動
こんにちは。
新垣覚です。
先日、ボランティアで、中学生による「少年の主張」のお手伝いをしてきました。
日々、ビジネスにどっぷり浸かっているので、一服の清涼剤になればいいなぁと軽い気持ちで参加したのですが、期待を上回る素晴らしいものでした!
やはり、私が中学生だった頃と比べれば、彼らを取り巻く社会環境はあまりにも違い過ぎます。
昔なら、ある事を知りたいと思ったら学校や市の図書館に行くか、本屋さんに行くか、先生に質問するか?答えを知っていそうな大人を探すしかありませんでした。
どの手段を選択しても最低でも1時間以上はかかるし、場合によっては時間を散々かけても答えに辿り着けない事だってありました。
しかし、現在の中学生はインターネット世代です。知りたい事はほとんどの事が1分もあれば分かります。そしてそれを起点にさらに知識や理解を深める事ができます。
この情報収集能力のアップは物事の理解のスピードも上げ、さらに考える事のスピードもアップしているように感じました。
そりゃ、そうです。この子たちが大人になる頃はAIやコンピューターの発達で今ある多くの仕事が機械にとって変わられるのですから悠長な事は言っていられないでしょう。
海や山や川、スポーツに明け暮れていた私たちの頃とは時代がすっかり変わっているのです。
心を動かした一人の男子学生の主張
そんな「少年の主張」ですが、みんな素晴らしかったのですが、一人の男子の発表が私の気持ちを刺激しました。
その子は、あるきっかけからボクシングを始めたそうです。でも毎日、練習が厳しく何回も辞めようと考えたそうです。
そんな中、出た試合で思いがけない勝利を手にしたそうです。その瞬間景色がガラッとかわったそうです。
あんなにキツくてイヤだった練習に早く行きたくなり、ボクシング自体が楽しくなったそうです。
その子は「何でもポジテイィブに取り組む事が大事」だと言っていましたが、まさにその通りだと思います。
ビジネスにしても人生にしても、楽な事よりはしんどかったり、面倒な事の方が圧倒的に多いはずです。
それをイヤイヤながらこなすも、ストレスをためてしまうのか?ポジティブに楽しくこなすのか?では長い時間で相当な差がつくと思います。
そのためには、先程の中学生の男子のように劇的な成功体験みたいなものがあればいいのでしょうが、なかなかうまいタイミングでそのようなチャンスに恵まれる事は少ないです。
ポジティブに生きるためには?
じゃあ、どうすればいいか?私はやはり「人生の目標」を立てるのが一番だと思います。そんな事は私以外の多くの人も語っていたり本が出ていたりするので“いまさら”感はありますが、やはりこれが大事です!
私は「人生の目標」が立てられない人は、ある共通の勘違いをしている事に気づきました。何だと思います?分かりますか?
それは、「自分の一生の時間は無限だ」と勘違いしているという事です。知識としては有限である事は分かっているんですよ。でもそこに現実感が欠けているのです。
ですから時間の使い方が極めて雑です。言い方は悪いですが。その人の人生ですから余計なお世話かもしれませんが、時間を雑に使うマインドなので「人生の目標」まで考えが至らないのです。
私の周りの先輩経営者や人生の大先輩、成功者は時間を超大事にします。それは自分の時間も他人の時間もです。それは人生という限られた時間の価値を理解しているからなのです。
目標を決めると自然に「優先順位」が出てきます。その中で取捨選択をしていく必要が出ます。すべてをこなす事は誰にも不可能だからです。
そして大事なのは目標を決める事で目標に向かう過程が生まれます。分かりやすい物事に例えると、あなたがカレーライスを作るという目標を立てたとします。
1,野菜と肉を買ってくる
↓
2,野菜の皮をむく
↓
3,フライパンで肉をいためる
↓
4,水をいれて煮込む
↓
5,ルーを入れる
↓
6,カレー完成!
このような過程になるでしょう。すると、1~6それぞれの過程をクリアする事に小さな成功体験が生まれます。この小さな成功体験も「ポジティブに取り組む」には必要な要素です。楽しくなければ何事も続きません。
意見発表をした中学生も「勝利」を体験してから練習が楽しくなり、やりがいを感じたと言っていました。特に初めての挑戦であればあるほど小さな成功体験は大きな意味をもちます。
ビジネスで支持される考え方なのですが「好きを仕事にしよう」というものがあります。これを「好きな事」以外はやらなくていいと勘違いする人が多いです。
好きな事を仕事にするならその何倍も何十倍も「嫌いな事」を積み重ねる必要があります。その「嫌いな事」をする事も平気なくらい楽しめないとしたらそれは「好きな事」しているのではなく都合良く選りすぐりをして仕事をしているといえるのではないでしょうか?
「楽しいから仕事をするのではなく」「仕事をするから楽しくなる」のが真実だとおもいます。あなたはどうですか?何事にもポジティブに取り組めていますか?
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