こんにちは。
サラリーマン時代よりも稼げていない起業家のためのコンサルタント新垣覚です。
「貯金ゼロ」「人脈ゼロ」「資格なし」の状態で起業し現在８年目を迎え、全国にクライアント様をもつようになりました。その経験と個別指導に特化して「ジリ貧起業家」を「自分の人生の大切なものを最優先できる儲け続ける起業家」に生まれ変わらせます！
「人は感情の生き物」という事をよく聞きます。なるほどそうだな！という場面に毎日出くわします。
人は理性や知性があるはずなのに感情が優先してしまうが故にそれが時には芸術を生んだり文化を生みますが、一方で犯罪や地獄すらつくります。
今回はビジネスと感情についてお伝えします。
この記事の目次
感情は複雑な要素で成り立つ
TEDの「人間の感情の歴史」というスピーチでも有名なティファニー・ワット・スミスさんはこう述べています。
最新の認知科学の発展によって [感情]は単なる反射ではなく 非常に複雑で柔軟性のあるシステムだと 分かってきました それは私達が受け継いだ 生物学的特長と 今 生きている文化の双方に 影響を受けます それは認知的な[現象]なのです [身体]によってだけでなく [思考]や[概念]や[言語]によって 形作られるものです 。
また神経科学者 リサ・フェルドマン・バレットさんは [言葉]と[感情]のダイナミックな関係性に 強い関心を持ちました 彼女は人が感情を表す言葉を 新たに学習すると それに従って 新たな感情が 生じると主張します。
ひとつ言えるのは人間の感情というのは非常に複雑な要素の絡み合いで構成されているという事です。
私は起業家コンサルタントという仕事以外に、保護司というボランティアをしていますが、親から虐待された子どもは言葉も少なく、また感情表現も乏しいです。
逆に天真爛漫に育った子どもは大人顔負けのボキャブラリーだったり、映画俳優のように豊かな感情表現をします。ティファニー・ワット・スミスさんの言うように文化の影響を受け、リサ・フェルドマン・バレットさんの言うように環境や言葉に影響を与えると思います。
そういう意味では感情は個々で反応するタイミングも変われば、価値も変わると言えるでしょう。
ビジネスにおける感情
ビジネスでも感情はダイレクトに影響します。人は買い物ですら理性でなく感情で購入する傾向が強いです。
それが趣味性の高いものや、高価なもの、個人的に必要性の高いものに関してはダイレクトに影響を与えます。
例えば、趣味がゴルフの人がいると思います。すでにゴルフセットは良いものをもっていますが新製品のクラブが気になって仕方ありません。
ただ、ただ欲しい！のです。でもそのウラには、“新しいクラブを使いゴルフが上手くなって嬉しい！”というまだ実現していない感情があります。
けっして、現在のクラブの物理学的な交換の必要性や科学的根拠がある訳ではないです。ただ、ただ欲しい！のです。
ビジネスにおいてはこの感情をどのようにキャッチして、言語化してそれをお客様に意識させるか？が勝負なのです。
コピーライティングは「感情」の理解
その意味ではコピーライティングは、お客様の「感情の理解」をする事が最優先の作業といえます。
お客様の理性を理解しても売れないのです。
よく例に出るダイエットで見ていくとこうなります。
・１０キロ痩せます (✗)
ではなくて
・１０キロ痩せて憧れているだけで着れなかった服を着こなせるようになります (◯)
という事なのです。ただ文章の長さが違うだけではないですよ（笑）理性に着地させるのではなく、感情に着地させているのです。
感情を揺さぶられると人間はその事から離れにくくなります。まるで身体の中で感情がバウンドを繰り返しているみたいに落ち着かなくなります。それはなぜでしょうか？
感情はエネルギー
ロシアの量子力学者のヴァジム・ゼランドさんが書いた「振り子の法則」リアリティ・トランサーフィンという本があります。
その中でゼランドさんは感情はエネルギーと定義しています。このエネルギーを奪う事で維持されるものを「振り子」と定義しています。
振り子はエネルギー生命体でエネルギーを欲しがります。ですから人を怒らせて（怒りはエネルギーが強い）そのエネルギーを奪い生きています。
よく、悪い事ばかり起きたり、トラブルが多発するのはこのような「負の引き寄せ」が働いているとゼランドさんは書いています。
逆に、良い事ばかりが起きている人は自分の人生で、次々に喜ばしい事が起きその嬉しい！という感情のエネルギーを振り子が奪っているのです。この状態は「幸福の引き寄せ」状態です。
スピリチュアルな話を片付けるには、量子力学者のヴァジム・ゼランドさんが書いたこの本はあまりにも深遠な内容ですので是非、読んで欲しいですがとにかく感情はエネルギーというのはイメージ出来るのではないでしょうか？
ですから、自分の感情は自分の人生を良くも悪くも変えてしまうので本当に気をつけないといけないと思います。
「綺麗な言葉を使うと心も綺麗になり、汚い言葉を使うと心も汚くなる」という事はよく聞きます。
まずは、自分の感情を整えるためにも自分の口から発せられる言葉には特に慎重になる必要があります。
日本では昔から「言霊」という言葉がありますが言葉には目に見えないエネルギーがある事を古の人も感じていたのでしょう。
振り子についてはそれだけで説明で何日もかかるくらいの内容なのでこのブログでも少しづつお伝えしますので期待していて下さい！
感情をビジネスに活用するには
感情はエネルギーです。ですからあなたは「落ち込み、イライラ、怒り、焦り、嫉妬、悔しさ、緊張感、不安、怖れ、恐怖」などの負の感情ではなく、「誠意・謙虚・誠実・勇気・正義・忍耐・勤勉・質素・節制・黄金律」の正の感情であるようコントロールする事が必要です。
こうなるとまるで聖職者のようですが、そういうストックなものではなく、「理性と知性を優先させる」イメージでいいと思います。人間ですから欲があります。欲を無くす事は不可能なのでうまく折り合いをつけるためにも「理性と知性を優先させる」のです。
このような状態をキープすると良い感情が出やすくなります。良い感情はお客様にも伝わります。ビジネスにおいては何にも変えられない大事なものになります。
人々の感情を動かすのが得意な人がいます。私は好きなのですが例えばホリエモンさんなんかそうです。ホリエモンさんの言葉はわかりやすくシンプルですが、時に怒りや喜びなどがダイレクトに感情となり伝わります。ものすごくエネルギーが高いと思います。
でも、ホリエモンさんの言葉に悪を感じないのは「落ち込み、イライラ、怒り、焦り、嫉妬、悔しさ、緊張感、不安、怖れ、恐怖」がベースではないからだと思います。理性も知性もありますし。
逆にネットでギャーギャー文句ばかり言っている人は何も感じません。ただ「近寄りたくないな」という気持ちになるだけです。身体が負のエネルギーを感じているのでしょう。
ビジネスにおいては負の感情に負けない正の感情をキープする事が大事です。
感情は自分でコントロールできる！
感情はコントロールできます。心理学的なアプローチを調べると色んな方法が出てくるので調べてみて下さい（笑）
私が感情をコントロールするのは極めてシンプルな方法を用いています。それは「自分事として思わずに映画を観るように客観視する」という事です。
これは、かつてのメンターに教えてもらった事なのですが、これだけでも即効性があります。
例えば、あなたが親しい人に悪口を言われたとしましょう。感情としては「悲しみ、憤り、怒り」でいっぱいになると思います。するとどんな行動をとりますか？人によっては仕返しをするかもしれません。大声でも叫ぶかもしれません。感情をコントロールできず泣き出す人もいるかもしれません。
感情を殺す事はできません。エネルギーですので。真正面から受けたら前述のような行動をしないとエネルギーにやられてしまいます。
でも、私のコントロール方法はそれを映画を観ているように客観視する事です。「あぁ、怒っているんだな新垣は」「あぁ、辛そうだな新垣は」こんな感じで真正面から受けないようにするのです。
正直、この方法を体得するにはトレーニングが必要ですが、とはいえそれほど難しいものではありません。慣れるだけです（笑）
負の感情をまともの受けていたら、あなたも取り憑かれてしまいます。だから言い換えれば「いなしてあげる」というイメージです。
まとめ
ビジネスでは「誠意・謙虚・誠実・勇気・正義・忍耐・勤勉・質素・節制・黄金律」に基づいた正の感情をどんどんふりまいていきましょう。
暗く湿ったところにはあなたも近づきたくないと思います。人間ですから時には負の感情に襲われる時もあります。そんな時は先程お伝えしたように映画を観ているように客観視して、いなしてあげましょう！
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